高津監督は「彼の状態は万全ではないため、ファームでのスタートを選択した」と明言しました
中村選手は新人合同自主トレーニングを進める中、15日に上半身に違和感を訴える事態が発生し、その後は一部別メニューでの調整を余儀なくされていました
幸いにも、戸田球場で行われたキャッチボールでは「全然問題なく、この先徐々に調整していきたい」とコメントしており、選手自身の意気込みを窺わせます
しかし、球団の方針としては焦らずに選手の状態を見極めながら、じっくりと調整を進めていくことが重視されています
春季キャンプを宮崎・西都で行う中村選手は、「プロ選手と比べてまだ体作りの面で未熟です
1年目からの活躍を望む気持ちもありますが、まずは土台となる体を作っていくことがキャンプの目標です」と前向きな姿勢を示しました
中村選手の呼ばれる「ドラフト1位選手」としての期待は大きいものがありますが、今回の2軍スタートは彼の健康と将来の成長を考えたチームの方針に基づくものです。選手本人もプロとしての自覚を持ちながら、まずは体作りからスタートしたいという姿勢を見せています。焦らず、じっくりと順調に成長していくことを望みます。
キーワード解説
- ドラフト1位選手とは? - プロ野球のドラフトにおいて、各球団が選手を指名する際に最初に選ぶ権利を持つ選手のことを指します。チームの未来を担う重要な選手です。
- キャンプとは? - プロ野球チームが行うトレーニング合宿で、選手たちは体力強化や技術向上を目指して厳しい練習を行います。
- ファームとは? - プロ野球チームの育成リーグのことで、主に若手選手や怪我からの復帰を目指す選手が活動します。1軍に上がるための準備を行います。