阪神タイガース、戦力外となった元山飛優内野手と契約締結

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阪神タイガースは15日、西武から戦力外通告を受けた元山飛優(ひゆう)内野手(26)との契約を正式に結んだ

契約金額は年俸1200万円と見られ、背番号はまだ決まっていない

兵庫県西宮市の球団事務所で行われた入団会見で、元山は遊撃手のポジションを狙う意気込みを語った

元山選手は、東北福祉大学時代に二学年先輩の中野拓夢内野手(29)との二遊間コンビ再結成を目指しており、固まらない遊撃手の座を奪う考えを示している

彼にとっては、地元関西でのプロ野球人生を続けるチャンスとなる

元山選手は、大阪出身で2021年に東北福祉大学からドラフト4位でヤクルトに入団し、ルーキーイヤーには阪神戦で本塁打を放つなどの活躍を見せた

2023年シーズンには西武にトレード移籍した

しかし、そのシーズン終了後に戦力外となった

彼は「阪神タイガースに拾っていただけたので、しっかりと頑張ろうという気持ちです」と意気込みを語った

元山選手は、内野の四つのポジションを守れる「ユーティリティプレーヤー」として知られ、パンチ力も兼ね備えている

阪神は今季、ゴールデングラブ賞を獲得した主力の選手を中心にセリーグ優勝を果たしたが、遊撃手や左翼手を固定できず、選手層の薄さが課題に

球団副本部長の竹内氏は「野手の戦力層を厚くするために、小技ができる選手を増やしていきたい」とコメントしている

元山選手は「プロではずっと二遊間で試合に出たいと思って練習してきた

そこは変えずにやりたい」と力強く言い、東北福祉大学の先輩である中野選手との再びのコンビを心待ちにしている

「拓夢さんは大学のときからすごくて、引っ張ってもらっていた

阪神に入ってもそうなると思います」と話し、強い決意を見せている

阪神タイガースで再起を目指す元山飛優選手の活躍に期待が高まる

阪神タイガースが元山飛優選手を獲得したことで、再び彼が注目を浴びることになりそうです。選手層の強化を図る阪神にとっても、元山選手のユーティリティ性が大きな助けとなるかもしれません。大学の先輩である中野選手とのコンビも非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 内野手とは?内野手は、野球のポジションの一つで、主にバットを使ってボールを打つ選手たちが守るエリアです。
  • 遊撃手とは?遊撃手は、内野手のポジションの一つで、主に二塁手と三塁手の間に位置し、ボールを守る役割を担います。
  • ユーティリティプレーヤーとは?ユーティリティプレーヤーは、複数のポジションをこなすことができる選手のことです。

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