4回に左前適時打を放ち、チーム初得点を呼び込んだ瞬間は、東京ドームを沸かせた
牧は、「すぐ取り返すことができて、流れをつくれたことが良かった
チャンスだったので、とにかく1点ずつ返そうかなというところ
いい点数の取り方だったと思う
まずは勝ててよかったです」と試合後に振り返る
試合は序盤、韓国に3点を奪われる苦しい展開だったが、牧の一打がその流れを一変させた
特に牧が打ったのは、1死二、三塁の絶好のチャンス
韓国ファンの歓声が渦巻く中、牧は見事に場面を活かし、出塁後に石上(DeNA)が代走に送られ、2打数1安打1打点の結果を残した
彼の活躍を皮切りに、西川の2点二塁打もあり、同点に追いつく
さらに5回には代打・岸田が3ランを放ち、チームは一気に6得点を挙げる
この試合を経て、日本は2017年第1回アジアプロ野球チャンピオンシップ以来、韓国に対する連勝記録を「10」に伸ばした
前回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した実績を持つ牧は、「やっぱり緊張感はあったし、強化試合とはいえたくさんの応援があった
非常にテンションが上がる試合だった」と試合中の気持ちを語った
また、牧は今回適時打を放った韓国の投手、郭彬(クァク・ビン)との対戦を念頭に置いていた
彼は2023年のアジアプロ野球チャンピオンシップ決勝で郭との対戦があり、その際にソロ本塁打を放っており、逆転勝利に貢献している
「すごく対戦が楽しみ」と語った牧は、韓国戦で逆転打を放った実績も持っている
韓国戦での勝利には特別な思いがあり、「小さいときWBCや五輪を見て、本当にバチバチのライバル関係のイメージがある
負けたくないという気持ちが強いチームになる」と宿敵に向けて闘志を燃やしている
3月の本番に向けて、多くの経験を持つ牧が侍ジャパンにとって力強い存在となることは間違いない
この試合は、牧秀悟選手の活躍がチームの流れを変える重要な瞬間を生み出しました。韓国との対戦は日本にとって特別な意味があり、牧選手がそのライバル関係を意識しながらプレーしている姿が印象的でした。今後の試合でも彼の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 牧秀悟とは?:日本のプロ野球選手で、内野手のポジションを担う。現在は横浜DeNAベイスターズに所属し、その抜群の打撃力と守備力でチームを牽引している。
- 左前適時打とは?:野球のプレーの一つで、バッターが投手から投げられたボールを打ち、左方向にある前方のフィールドへ打球を飛ばし、走者が本塁へと進むための得点を狙う打撃のことを指す。
- 連勝とは?:連続して勝利することを意味し、特定のチームが対戦した試合の中で、何試合でも負けずに勝ち続ける状態を表す。

