岸田捕手、ラグザスシリーズで決勝3ラン!激化する捕手争いに光明

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日本のプロ野球における重要なイベント「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」が15日、東京ドームにて韓国代表との強化試合を行い、日本代表「侍ジャパン」が11-4で勝利を収めました

この試合で特に注目を集めたのが、代打で出場した巨人の岸田行倫捕手(29)

五回無死の場面で出番が回ってきた岸田は、一打席目に左翼席へ勝ち越し3ランを放ちました

この一打は、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場を狙う中での強力なアピールとなりました

決勝3ランの瞬間

同点のまま迎えた五回の表、岸田は無死一、二塁の好機に代打として登場

初球を捉えた球は、スタンドに飛び込み、歓喜の瞬間を作りました

「感触は、ほぼなかった」と冷静に振り返りつつも、初球から「積極的にいこう」と心掛けた結果だったと語りました

捕手争いの厳しさ

岸田にとってのこの一打は、自身のスタッツを基にした自信の表れでもあります

彼は、これまでの試合で打率・293、自己最多8本塁打を記録しており、特に捕手としての打撃力が求められる現代野球において、その重要性は増しています

捕手ポジションには、ソフトバンクからフリーエージェントで加入した甲斐や、他の代表経験者が揃っており、競争は熾烈です

WBCに向けた準備

岸田は、来年のWBCに向けた扇の要となる捕手としての役割を果たすため、特訓を重ねています

特に、サイン伝達機器「ピッチコム」の導入が決まったこともあり、捕手の戦術的な役割はさらに重要になります

岸田は、「このユニホームを着てプレーすると、もう一回着て野球がやりたい気持ちになる」と語り、今後の試合への意気込みを見せています

今後の展望
16日には、第2戦が予定されており、岸田が捕手として出場する見込みです

この機会を通じて、彼が自身の実力をどのように証明していくのか、ファンだけでなく、チームの期待も高まっています

今回の試合で岸田捕手が見せた決勝3ランは、彼自身のアピールだけでなく、チーム全体の士気を高める重要な役割も果たしました。次回の試合でも、そのパフォーマンスを期待したいです。
キーワード解説

  • 代打とは?試合の状況によって、通常はレギュラーとして出場している選手の代わりに打者として起用される選手のことを指します。
  • WBCとは?ワールド・ベースボール・クラシックの略称で、野球の国際大会を指します。
  • 捕手とは?野球において、ピッチャーが投げたボールを受ける役割を担う選手で、チームの防御を支える重要なポジションです。
  • ピッチコムとは?サイン伝達機器で、捕手と投手がより効果的に情報をやり取りするための装置です。

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