ソフトバンク・武田翔太投手が韓国SSGランダースに入団、復活を目指す新たな挑戦

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ソフトバンクから戦力外となった武田翔太投手(32)が、2025年11月16日に韓国・SSGランダースに入団することが発表された

背番号は23に決定し、新たなスタートを切ることとなった

武田選手は、2015年と2016年に2年連続で2桁勝利を挙げ、通算66勝を記録した実績を持つが、近年は故障に悩み、期待外れのシーズンを送ってきた

特に、2024年4月には右肘の内側側副靱帯再建術を受けており、これを経て次シーズンの完全復活を目指している

韓国のプロ野球リーグ、KBO(韓国野球委員会)では、2026年シーズンから「アジアクォーター制度」が導入される

この制度では、アジアおよびオーストラリアの国籍を持つ選手が、各球団1人分の外国人選手枠として登録される

武田選手の入団は、その人気を背景に日本人投手が特に注目される中でのものだ

韓国リーグが「打高投低」と評価されることもあり、武田選手の適応力と経験が武器となることが期待されている

武田選手は、2012年に新人としてプロ入りし、初年度には8勝1敗、防御率1・07という素晴らしい成績を収め、1軍デビュー前に最速154キロを計測するなど、その潜在能力が際立っていた

新たな環境で再び輝きを放つ活躍が期待されている

武田翔太選手が韓国のSSGランダースに入団することは、彼のキャリアの新たな転機として注目される。故障からの復帰を果たし、新たな環境での挑戦がどのような結果を生むのか、ファンの期待が高まるばかりだ。KBOリーグの異なるスタイルが彼にどのように影響するかも気になるポイントである。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは? 選手が肘の靱帯を再建する手術で、故障からの復帰を目指す際に行われることが多い。
  • KBO(韓国野球委員会)とは? 韓国におけるプロ野球の運営及びルール制定を行う団体で、韓国のプロ野球リーグを統括している。
  • アジアクォーター制度とは? 各球団がアジアとオーストラリアの国籍を持つ選手を一人外人枠として登録できる新たな制度で、国際的に選手を受け入れる体制を強化する狙いがある。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。