武田翔太投手、韓国プロ野球SSGに加入決定

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韓国プロ野球(KBO)のSSGランダースは、2025年11月16日、ソフトバンクから戦力外となった武田翔太投手(32)の獲得を正式に発表しました

武田投手の新しい契約は、来季の年俸が約20万ドルであるとされています

武田翔太の経歴

武田選手は2011年のドラフトでソフトバンクに1位指名されて入団し、2012年にプロデビューを果たしました

彼は2015年と2016年にはそれぞれ2桁勝利を達成するなど、NPB(日本プロ野球)での通算成績は66勝に達しています

また、2015年にはプレミア12、2017年にはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンのメンバーに選ばれ、日本代表として国際舞台での活躍も果たしています

怪我からの復帰

しかし、武田投手は2023年シーズンを最後に一軍での登板から遠ざかり、同年4月には右肘のトミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休しました

今季の6月に復帰したものの、ファームでは1勝2敗、防御率4.43と厳しい成績を残し、その結果、ソフトバンクから戦力外通告を受けたという経緯があります

KBOの新制度

KBOでは、来季から新たに「アジア・クォーター制度」が導入されます

この制度は、アジア野球連盟(BFA)に加盟する国や地域の選手、またはオーストラリア国籍の選手を対象としており、1球団あたり1人、契約総額20万ドル以内の契約が可能です

これにより、KBOでは外国人選手の獲得がさらに拡大される見込みです

武田翔太選手のKBO加盟は、怪我からの復帰を果たして新たな挑戦をする重要なステップです。KBOでは選手にとって新たな機会が提供されるため、武田選手の今後の活躍に期待が寄せられています。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?過度な負荷が右肘にかかり、靭帯が損傷した場合に行われる手術です。
  • NPBとは?日本プロ野球の略称で、日本のプロ野球リーグを指します。
  • アジア・クォーター制度とは?KBOが新たに導入する制度で、外国選手枠を拡大し、特定の選手を獲得できる仕組みです。

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