この試合では、東京ドームという慣れ親しんだ舞台で代打として出場した岸田行倫選手(巨人)が、試合の勝ち越しとなる3ランホームランを放ちました
岸田選手は、試合後のインタビューで「いつもと違う緊張感と喜びがあった」と振り返っています
この試合では彼は捕手としての役割は果たさなかったものの、ベンチではイヤホンを使ってピッチコムを通じてリアルタイムで情報を確認していたとのことです
ピッチコムとは、捕手が投手とコミュニケーションをとるためのデジタル機器で、今春のWBCでの重要性が高まる中、バッテリー間(投手と捕手)の連携を強化するために利用されています
岸田選手は、今年3月にオランダ戦で初めて日本代表に選ばれ、本試合でもその実力を証明しました
今後は来春に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)への選出も期待されています
「今までは日の丸を背負ってプレーすることが全く想像できなかったが、こうしてユニフォームを着てプレーできていることが非常に嬉しい」と、彼は感想を述べています
そして「WBCでも自分の今持っている力をしっかり出していきたい」と意欲を見せました
岸田選手は、日の丸を背負って再びプレーするための気持ちが高まっていることを強調し、「またこのユニフォームを着て野球をやりたい」と語りました
16日には韓国代表との第2戦が控えており、岸田選手のキャッチャーとしての起用も期待されています
岸田選手が勝ち越し3ランを放ったことで、侍ジャパンの士気が高まったことは間違いありません。それに加え、WBCへの期待感も高まり、選手たちが日本を代表する誇りを感じていることが伝わってきます。このような強化試合が選抜メンバーにどのように影響するのか、今後の戦いに注目です。
キーワード解説
- ピッチコムとは? デジタル機器で、捕手が投手と瞬時にコミュニケーションをとる道具です。
- WBCとは? ワールド・ベースボール・クラシックの略で、国際的な野球の大会です。

