この試合は延長10回、タイブレーク方式で行われ、両チームともに熱い戦いを繰り広げました
明治大学の小島大河捕手の振る舞い
明治大学の小島大河捕手は、今秋のドラフトで西武から1位指名を受けた期待の選手ですこの試合では4打数無安打という悔しい結果となり、試合後に「チームとしては日本一を目指していたので、負けたのは悔しいが、仲間で最後まで戦えてうれしかった」と語りました
立命館大学の活躍
一方、立命館大学の2番手左腕、有馬伽久投手（3年）は、1回戦の東農大オホーツク戦で大会記録の10者連続奪三振を達成し、明大学を苦しめました小島選手は「変化球も切れがあり、コントロール良く投げられた」と有馬投手の出来を称えつつ、打撃に苦しんだことにも悔しさを吐露しました
次のステージに向けての決意
小島選手は「こういう劣勢でも流れを変えられる打者を一つの目標にしているこの大会での経験を次の舞台に生かして、流れを変えられる打者になれるように努めていきたい」と今後の飛躍を誓いました
まとめ
明治大学は有望な選手の存在を持ちつつも、強豪・立命館大学に敗退する結果となった小島選手がどのように成長していくのか、今後の動向に注目が集まります
この試合は大学野球の頂点を目指す選手たちの真剣勝負でした。小島選手は期待される存在でありながらも、苦しい結果となりました。しかし、その経験を次のステージに生かそうとする姿勢はひときわ光ります。立命館大学の有馬投手の素晴らしいピッチングも印象的でした。
キーワード解説
- タイブレークとは？野球において、延長戦で得点が平らな場合、各チームが1人のランナーを1塁からスタートさせて、攻撃を行う方式を指します。
- 奪三振とは？ピッチャーがバッターを三振させることで、アウトを取ることを意味します。特に質の高いピッチングを示す重要な指標です。
- 変化球とは？直球以外の投球で、ボールの軌道を変化させることによってバッターを打ち取る投球方法のことです。スライダーやカーブなどが含まれます。
