ソフトバンク・村上泰斗、契約更改で現状維持の800万円でサイン

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 福岡ソフトバンクホークスの村上泰斗投手(18)が16日、みずほペイペイドーム内の球団事務所で契約更改を行い、昨季と同様に年俸800万円で合意した

村上は昨年のドラフトで1位指名を受けて入団した右腕であるが、今季は右肘と腰の不調から公式戦には一度も登板できなかった

 村上は「高校時代には想像していなかった痛みもあった

今の体力では1年間戦えないと痛感した」と、契約更改の席で自らの苦しみを振り返った

しかし、来季に向けて新たな成長の機会も得ている

オフシーズンにはオリックスの山岡泰輔投手(30)の沖縄での自主トレーニングに参加することが決まった

これは同僚の木村光や大津選手との話し合いがきっかけとなり、特に大津は山岡の自主トレ参加経験を生かして村上にアドバイスを送った

 村上は高校時代から山岡選手の投球フォームを研究してきたと言い、「左足の使い方や軸足の残し方は似ている部分が多い」と語る

憧れの投手から直接学べる機会に、彼は非常に期待を寄せ、「1日の準備やケアまで吸収したい」と目を輝かせた

 今季はリハビリに集中したことで多くの学びがあったと振り返る村上は、武田選手からケアの重要性を学び、痛みの境界線を理解しながら柔軟性を高めるトレーニングを続けた

「体への見方が変わった

量も質も、もっと積まなければ戦えない」と、彼の意識も大きく変わりつつある

 投球については、直球と変化球ともに成長の余地を感じているとし、「どの球もストレートを生かすためにある」との哲学を持つ

来季に向けて、まずはローテーションを守れるだけの体作りを第一に考え、「二軍でも決められた間隔で投げられる体を作りたい」と明言した

 将来的には一軍で勝ち続ける投手になりたいという明確な目標を掲げる村上泰斗選手

悔しさを胸に、沖縄で基礎から積み直す彼の本当の勝負はこれから始まる

村上泰斗選手の来季への期待は大きく、特に山岡泰輔選手とともに行う自主トレーニングは彼の成長に繋がるでしょう。怪我からの回復を目指しつつ、実績ある選手から学ぶ姿勢は非常に重要です。来季での活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:契約更改は、選手と球団が年俸や契約の条件を再確認し、合意することを指します。通常、オフシーズンに行われる重要な手続きです。
  • リハビリとは?:リハビリは、怪我をした選手が元の状態に戻るために行う治療やトレーニングのことです。選手にとって非常に重要なプロセスです。
  • 自主トレーニングとは?:自主トレーニングは選手が自主的に行うトレーニングのことです。チームの指導者や施設に依存せず、自分の目標に合わせた練習ができます。

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