大学野球・明治神宮大会:明治大学が立命館大学に延長戦で敗北

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<明治神宮大会:明大2-7立命大>◇大学の部◇準々決勝◇16日◇神宮 リーグ戦10戦全勝で明治神宮大会に出場した明治大学(以下、明大)が、延長10回タイブレークの末に立命館大学(以下、立命大)に敗れた

試合を通じて期待された日本ハム1位指名の大川慈英投手(4年=常総学院)が、守備のミスも影響して延長で5点を失い、「負ける時は自分が打たれて負けるとわかっていたので、非常に悔しい

『力不足』という言葉がぴったりだと思う」と述べ、自身のパフォーマンスに悔いを残した

延長戦での激闘

2-2の同点で迎えた8回からマウンドに上がった大川投手は、期待通りのパフォーマンスを発揮

リーグ戦同様に抑えとして登板し、150キロを超える直球で2イニングを無失点に抑え、打線の援護を待った

守備のミスが致命傷に

しかし、3イニング目に入った時、自らのバント処理でエラーを犯す

一塁への悪送球によって勝ち越しを許し、さらに1死満塁の場面で2番川端選手に適時三塁打を許してしまった

この結果、明大はあっという間に点差を広げられ、延長戦で大量得点を奪われてしまった

試合後の大川投手のコメント

「バント処理から悪い流れができてしまった

もっと自分の力を発揮できていれば、と思います

」と述べ、最後の公式戦での敗北に苦しさを隠せなかった

自らのキャリアを振り返り、「秋のリーグ戦では良い結果が出ていたが、こういう形で終わるのは本当に悔しい」とその思いを語った

明大・戸塚監督の見解
監督は試合を振り返り「無駄なフォアボールとミスが勝敗を分けました

大学野球は4年生の力が鍵になることを痛感したシーズンでした」とコメントした

この試合が明大選手たちにとって、多くの教訓を与える結果となったことは間違いない

この試合は、明治大学の選手たちにとって重要な教訓を振り返らせるものでした。特に、監督が指摘したように、フォアボールやエラーは試合の流れを変える要因となりうることが改めて認識されました。
キーワード解説

  • タイブレークとは?:延長戦で、同点の場合に行われる特別ルールで、攻撃側がランナーを最初の塁に置いて進行する方式。
  • ロングリリーフとは?:先発投手が早い段階で降板した場合に、後を任される投手が長いイニングを投げること。
  • フォアボールとは?:投手が投げたボールがストライクゾーンを超えなかったため、打者が無条件で一塁に進めること。

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