彼は、1回2安打2四死球1失点という成績で、苦しいスタートを切ることとなりました
西口投手は、中日・金丸夢斗投手の後を受け、同点の4回から2番手として登板しました
彼は最初に安打と死球を許し、2死一、二塁のピンチを迎えます
そこで、韓国代表の申旻宰（シン・ミンジェ）選手に一時勝ち越しの左前適時打を許し、1点を失いました
その後、2死一、三塁の場面では四球を与え、さらに2死満塁の危機に陥りますが、次打者を一ゴロに打ち取ることで追加点は防ぎました
西口投手は、滋賀県立山本高等学校から甲賀健康医療専門学校を経て、2016年のドラフトで10位指名を受けて楽天に入団しました
2022年には61試合に登板し、4勝0敗30ホールドという素晴らしい成績を収め、中継ぎ陣の中心選手として活躍していました
しかし、2023年にはトミー・ジョン手術を受け、24年は育成契約に
彼は2月18日に念願の支配下選手への復帰を果たし、今季は球団新記録となる開幕から26試合連続無失点を達成しました
そして、52試合に登板し、3勝1敗1セーブ31ホールド、防御率1.07という成績で、この夢の舞台に立ちました
西口直人投手の侍ジャパン初選出は、彼の努力と挑戦の証ですが、デビュー戦での苦い経験は、彼にとってさらなる成長の糧となることでしょう。彼が今後どのような形でリベンジを果たすのか、ファンとしても楽しみです。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは？
- 防御率とは？
- ホールドとは？
