侍ジャパン、韓国との強化試合を引き分け 投手陣が課題残す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年11月16日、東京ドームにて行われた強化試合で、侍ジャパンは韓国と対戦し、7-7の引き分けに終わりました

侍ジャパンは、来る3月に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を目前に控え、チーム力を高めるための重要な一戦と位置付けていました

試合の経過

試合は初回から動きました

先発の金丸夢斗(中日)は3回に3点を先制される苦しい展開

しかし、直後の4回に佐々木がタイムリーを放ち、同回内に連続押し出し四球で同点に追いつきました

続く5回には石上泰輝(DeNA)の2点タイムリーにより、遂にリードを奪い返しましたが、その後の7回に韓国に1点差に迫られました

投手陣の安定性が課題

侍ジャパンの投手陣は韓国打線に9四死球と、多くのチャンスを与える内容でした

特に、準備不足とも言える4番手の隅田(西武)は制球に苦しみ、引き続き改善が必要とされます

試合が進む中、髙橋宏斗(中日)が7回に三連続四死球を与えたのも影響が大きく、最終的に6回の投球を終える頃には苦しい展開が続きました

打線の奮起

打線に関しては、韓国投手陣から12四球を得ての結果とはいえ、6安打で11残塁は物足りない数字でした

特に、相手先発の19歳・チョン・ウジュからは奮闘したものの、タイムリー不足が目立ちました

今後の展望
侍ジャパンの次戦は、強化試合オリックス戦(京セラドーム大阪)で、来たるWBCに向けた準備が進む

井端弘和監督は、特に投手陣の制球力と打線の繋がりを何とか改善し、次なる試合で勝利を掴むことを期待しています

侍ジャパンは韓国との強化試合で7-7の引き分けに終わりました。投手陣が四死球を多く出し、課題が残る一方で、打線も得点機を生かせずにいました。来るWBCに向けて、さらなる改善が必要と感じさせる試合でした。
キーワード解説

  • WBCとは?野球の国際大会で、世界中の野球代表国が出場し、主に3年ごとに開催される。日本は過去に数回優勝経験がある。
  • 四死球とは?ピッチャーがバッターに対して与えることができる、ボール(ボール球)とヒットを気にせずにベースに進むことができる機会のことで、1つのプレイで1ランナーが得点するチャンスをもたらす。
  • タイムリーとは?試合中にバッターが打ったヒットが得点を奪うのに貢献した結果のこと。ランナーが得点することで、試合に影響を与える。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。