侍ジャパン、韓国代表と引き分け 11連勝ならず
2025年11月16日、野球日本代表「侍ジャパン」は「ラグザス侍ジャパンシリーズ2025」で韓国代表と対戦し、7-7の引き分けに終わったこの試合では、両チーム合わせて23四死球が出る乱戦が繰り広げられ、前日11-4で勝利を収めた侍ジャパンだったが、今回は一歩及ばず11連勝を逃した
試合の流れ
試合は先に韓国代表が先制する展開となった先発投手の金丸夢斗(中日)は3回に満塁のピンチを招き、ここで韓国のソン・ソンムン内野手に2点適時打を浴びた
続けてダブルスチールを許し、3点目を失った
その後、侍ジャパンは先発の19歳投手チョン・ウジュに3回を無失点に抑え込まれていたが、2番手のオ・ウォンソクに対して攻撃を開始
森下翔太(阪神)の二塁打を皮切りに、2四球を選び、1死満塁のチャンスを作った
ここで佐々木泰(広島)による中前適時打と、石上泰輝(DeNA)、五十幡亮汰(日本ハム)の連続押し出し四球が功を奏し、同点に追いついた
点差の変動
試合は続き、侍ジャパンが4回に1点を勝ち越された後、5回にはまたも1死から満塁のチャンスを作り、佐々木の押し出し四球と石上の2点打でリードを奪ったが、8回に1点差に詰め寄られた痛恨の被弾
試合は最終9回、登板した大勢(巨人)が2死から本塁打を浴びて同点となり、両チームは乱打戦の末に引き分けで幕を閉じた今回の試合では合計21四死球が記録されるなど、投手陣のコントロール不足が目立った
リリーフ陣の安定性が今後の課題として浮かび上がった
この試合は、侍ジャパンにとって手堅い勝利を期待されたものの、両チームの乱打戦となり、引き分けに終わりました。今後の試合では投手陣の安定性が求められそうです。
キーワード解説
- 四死球とは?投手が打者に与えるフォアボール(四球)や死球を総称する用語で、試合中に多く出るとそれだけ得点のチャンスが増えます。
- 押し出し四球とは?ランナーがいる状態で投手がストライクを投げられずにフォアボールを与えた結果、ランナーが1つずつ進むことができます。

