広島・高太一投手、ブルペンで異例の208球を投げ込み次なる飛躍に向けた意欲を示す

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広島の高太一投手(24)が、16日に行われた秋季キャンプで異例とも言える投げ込みを敢行した

15日の練習試合・ロッテ戦では先発登板し、3回32球を投じて4安打3失点という結果だったが、翌日のこの日はブルペンで実に208球を投げ込むという驚異的なパフォーマンスを見せた

球数を重ねてフォーム固め

高投手は、当日の練習後に自身のフォームを確認し、体の動かし方に改善の余地があることを認識した

彼は「僕は10球、20球で覚えられる人間じゃない

数を重ねないとできない」と語り、意義深い練習を重ねる姿勢を見せた

2日間で合計240球を投じたこの努力の裏には、来季への強い思いが垣間見える

課題を克服する意識

彼にとっての修正点は、上半身の開き具合

練習中に「上体だけで投げようとして体が開く状態が秋季キャンプで続いている」とし、下半身を主導にした投球フォームを意識的に練習しているという

球数を重ねることで、自ずと正しいフォームが体に馴染んでいくと信じている

自己分析と冷静な判断

先日のロッテ戦では、四球を与える場面や二回の適時三塁打を許すなど、反省点も多かったと自己分析

さらに、10日の侍ジャパン戦での経験を踏まえ、「相手投手陣と比べて球がいってなかったし、変化球の精度が悪かった」と冷静に振り返り、自身の技術を高めるためには何が必要かを考える重要な契機になったという

次への期待と新井監督の評価
新井監督は高の姿勢に対して「頭でああでもない、こうでもないと考えて終わるのではなく、実際に行動して汗をかいている点は評価しています」と称賛した

今季は8試合で3勝2敗、防御率2.58と安定した成績を残している高投手は、来季の開幕ローテーション入りを目指している

終わりに、彼は「やっぱり投げて分かることがたくさんある

球数を多く投げ込みたい」と意欲を燃やし、次なる飛躍へ向けてさらに努力を重ねることを誓った

広島・高太一投手の努力と姿勢は、多くのファンや関係者に感動を与えています。彼の投げ込みの回数や意識の高さは、今後の成長が期待されます。特に自己分析を行い、課題を根本から解決しようとする姿勢は、プロスポーツ選手として大変重要です。次のシーズンでの彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • ブルペンとは? ブルペンは、投手が試合前や練習中に投球練習を行う専用のエリアで、ウォーミングアップやフォーム確認をする場として重要です。
  • フォームとは? フォームは、選手が投球時に体をどのように使うかを指し、投球の正確性や球速に大きな影響を与える要素です。
  • 自己分析とは? 自己分析は、自分のパフォーマンスを客観的に振り返り、その結果から改善点を見つけるプロセスで、選手の成長に欠かせないものです。

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