阪神、青学大・渡部海捕手をドラフト1位候補にリストアップ
阪神タイガースが2025年秋のドラフト会議に向けて、青山学院大学の渡部海(わたべ・かい)捕手(21)を最上位の1位指名候補としてリストアップしていることが明らかになった渡部は大阪の住吉区出身で、強肩と強打を兼ね備えた大学日本代表の捕手である
渡部選手の特徴
渡部は、明治神宮大会の準々決勝で仏教大学との対戦において「4番」として出場し、一回に左前打を放つなど、チームを2-1の勝利に導いた彼の打撃はパワフルであり、恵まれた体格を活かしたもの
特に、マスクをかぶれば「海キャノン」と称される矢のような二塁送球を誇っている
ドラフトの展望と競争
阪神関係者は「非常にレベルが高い捕手どの球団も1位候補に挙げているが、競合覚悟で指名する価値がある選手だ」と語るほど渡部選手には注目が集まっている
また、彼は智弁和歌山高校時代から名を馳せ、高校通算38本塁打を記録した
阪神の捕手陣の現状
阪神タイガースの捕手陣は世代交代の必要性が増している今季117試合に出場した坂本選手は32歳であり、国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留を表明した梅野選手は来年35歳のシーズンを迎える
トレードで獲得した伏見選手も35歳であり、若手選手からの突き上げがない中、渡部選手の獲得が急務となっている
渡部選手は今秋も正捕手として青学大の6季連続のリーグ優勝に貢献し、今後さらなる飛躍が期待される
阪神は、近い将来に扇の要として渡部選手を追いかけていく姿勢を示している
この記事では、阪神タイガースが大学日本代表の捕手、青学大の渡部選手を1位指名候補に挙げたことが紹介されています。彼の強肩とパワフルな打撃は他球団からも注目されており、阪神が捕手陣の若返りを進める中で、渡部選手がどのような役割を果たすのかが期待されます。
キーワード解説
- ドラフトとは?日本のプロ野球において、各チームが学生や社会人選手を指名する制度で、将来のチームを強化するために重要なイベントです。
- 捕手とは?野球において、投手の投げたボールを受ける選手であり、ゲームの配球や守備の要となるポジションです。
- FA権とは?フリーエージェント権の略で、契約が満了した選手が他のチームと契約する際に使用する権利のことを指します。

