広島・新井監督が二俣翔一に実演指導、課題克服への道を示す

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「広島秋季キャンプ」(16日、日南)において、広島カープの二俣翔一内野手(23)が新井貴浩監督(48)からの直接指導を受けた

指導の中で新井監督は、フォームに関するテクニックだけではなく、選手の考え方についても言及

特に、三振を避けるための思考法を二俣に伝授した

指導内容とその背景

新井監督が具体的に示した例は、1死三塁の状況での守備位置について

二俣は今季、逆方向を意識しすぎるあまり、内角球に対して三振することが多かった

新井監督は、「右肩が下がると内角寄りの球に当たらない」と指摘し、内角球に対するアプローチを改善するようアドバイスした

具体的なアドバイス

新井監督は「『詰まれ』と思って普通に振りなさい」と助言し、「そうすることでファウルボールで逃げられる可能性が高くなる」と追加の指導を行った

この考え方の転換により、二俣は打撃練習中に改善を実感したと述べている

フリー打撃での実践

その後、二俣はフリー打撃で新井監督の教えを即実践

「詰まってもいいと思いながら振ると、意外とクルッと回って引っ張りの打球を打てた」と、新たな感触を得た様子がうかがえる

彼は「新井流」を取り入れ、これまでの課題克服に向けた努力を続ける意向を示した

新井監督が二俣に対して実演指導を行ったことは、選手のメンタル面にも着目した指導スタイルを示しています。技術だけでなく、どう考えるかが重要であるとし、新しい視点を提供したことが印象的でした。二俣が実践を通じて課題を克服し、成長していく様子に期待がかかります。
キーワード解説

  • 内角球とは?内角球とは、バッターの体に近い位置に投げられる球のことを指します。バッターはこれを打つのが難しくなることが多いため、正しい打ち方が求められます。
  • 三振とは?三振とは、バッターが3回もボールを打てずにアウトになることを指します。特に三振が多い選手は打撃に問題がある場合が多いです。
  • フリー打撃とは?フリー打撃とは、制約なく思う存分打撃練習をすることを指します。打者が好きなようにスイングするため、技術向上に役立ちます。

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