このトレーニングには、育成ドラフト1位の冨士選手(大宮東高)をはじめとする若手選手たちが参加し、充実した内容となりました
トレーニング内容と選手の意気込み
トレーニングでは、投手陣がウオーミングアップを行った後、フィールディングの基礎的な動作に特化した練習を実施しましたフィールディングとは、選手が打球を処理する際の技術や動作を指します
冨士選手はリラックスした表情で周囲とコミュニケーションを活発に取りながら、「1年間戦い抜くために、連動性や体幹を強化することに注力しています」と語りました
社会人としての意識も学ぶ
新人選手たちは入寮後、野球のスキルだけでなく、社会人としての心構えやマナーについても学ぶ時間を設けられています冨士選手は、「気持ちだけは負けたくない
先輩に教わることも良いが、自分自身で考えて観察することも大切にしたい」と、自身の成長を意識していることを明かしました
打撃練習に励む渡部選手
また、ドラフト2位で入団した渡部選手(大商大)は、マシンを使った打撃練習に取り組みました変化球にもうまく対応する姿が印象的で、「ここまで順調に進んでおり、開幕に向けて最高の準備をしたい」とコメントしました
埼玉西武の新人選手たちが行った合同自主トレーニングは、技術だけでなく社会人としての意識を高める良い機会になりました。冨士選手や渡部選手のように、個々の目標を持ちながらも互いに刺激を与え合っている様子は、チーム全体の士気を高める要素となるでしょう。これからのシーズンに向けてどのような成長を見せるのか、期待が高まります。
キーワード解説
- フィールディングとは?打球を受けたり、送球をする技術や動作のことを指します。野球では、守備のスキルとして非常に重要な要素です。
- 連動性とは?身体の各部分が適切に連携して動くことを指します。スポーツにおいては、効率的な動きを実現するために必要不可欠な要素です。
- 体幹とは?身体の中心部分を指し、腹筋や背筋などの筋肉群を含みます。強い体幹は姿勢を保ち、安定した動きを可能にします。