今シーズンは交流戦からオスナ選手の代役として抑えを務め、セーブシチュエーションでの失敗が一度もないという素晴らしい成績を残し、31セーブを記録して初タイトルを獲得した
杉山は、シーズンを通じてキャリア最多の65試合に登板し、防御率1.82という安定した成績を収め、チームのリーグ連覇と5年ぶりの日本一に貢献した
充実した今シーズンを振り返る
杉山は「僕が6回や7回を投げていた時に、最終回で逆転とか同点から逆転」という状況を経験しており、だからこそ9回のマウンドで「勝ちで終われる、その瞬間がすごく楽しかった」と振り返ったまた、今シーズンはオスナがコンディション不良で欠場したため、杉山が代役の守護神として活躍した
彼は「昨年以上にやりきった1年だった
タイトルは正直、運
それよりも日本一の方が気持ちは大きかった」とコメントし、日本一を勝ち取れたことに喜びを表した
競争に臨む覚悟
杉山は来季に向けて、オスナ選手、藤井選手、松本裕選手などと守護神のポジションを争う覚悟を示した彼は「もう1回競争してつかみたい」と語っており、昨シーズンのブルペン陣は藤井-松本裕-杉山の「勝利の方程式」で多くの白星を挙げた
藤井選手は51試合で防御率1.44、松本裕選手も51試合で防御率1.07と安定した実力を持っており、オスナ選手も今季の右肩の不調から復帰が予定されている
厳しい競争が予想されるが、杉山は強い意志を持って挑む構えだ
トレーニングへの取り組み
この日はみずほペイペイドームで自主トレを行い、現在はウエートトレーニングを中心としたトレーニングを行っているオフシーズンの課題について「今、分析して出しているところです」と語り、年末や年明けの自主トレは「転々としようかなと思っています」との計画も明らかにした
杉山の目標は再び最速160キロの剛腕を打ち出すことであり、さらなるパワーアップを図っている
杉山選手が来季の守護神に向けて強い決意を示したことは、ソフトバンクにとって大きな追い風です。彼の今季の活躍は素晴らしく、特にセーブの失敗がなかった点は評価すべきです。チームのリーグ連覇と日本一に貢献する中で、次のシーズンに向けた競争が始まるのも楽しみです。
キーワード解説
- 守護神とは?守護神は野球において試合の最後のイニングを守る投手のことを指し、主にセーブを稼ぐ役割を持っています。
- セーブとは?セーブは抑え投手が試合を終了させた際に与えられる達成で、特定の状況下で投げる必要があります。
- 防御率とは?防御率は投手が与えた失点を基に算出され、投手の成績を示す重要な指標です。
- ブルペンとは?ブルペンは試合中に投手が準備をするエリアで、リリーフ投手が待機する場所でもあります。

