この会議には、阪神・粟井球団社長や高野連・寶会長も参加し、阪神球団創設90周年を迎えるにあたり、さまざまな盛り上げ企画が話し合われました
新たな試み「球音を楽しむ試合」
掛布OB会長は「球音を楽しむ試合」というアイデアを提案しましたこれは、試合中に鳴り物を使用せず、選手の打球音や投手のボールがミットに収まる音を堪能する試合形式です
過去には、2000年6月14日に東京ドームで開催された横浜戦において、当時の長嶋監督の指揮の下、このような試みが実施されたことが記憶されています
掛布氏は、「コロナ禍に経験した無観客試合とは異なり、4万を超える観客がいる中で、リアルな球音を楽しむ機会を持つことは特別な体験だ」と述べました
特に、若い世代に向けてプロ野球の魅力を感じてもらう重要な機会になると考えています
実現に向けた前向きな調整
粟井球団社長もこのアイデアに対し「今年実現できるかは不透明だが、いただいたアイデアは何とか生かしたい」とコメントし、実現に向けた前向きな姿勢を示しました来場者数予測とインバウンド戦略
運営会議での報告によれば、阪神甲子園球場には2024年度の来場者が19万人を超える見込みであり、23年度の23万人に次ぐ数字となるとされています2025年には大阪・関西万博が行われることから、それに連動した形で訪問客の誘致を図る方針も示されました
掛布雅之OB会長が提案する「球音を楽しむ試合」というアイデアは、観客に新たな野球体験を提供する試みであり、特に若い世代に大きな影響を与えそうです。また、来場者数の増加が見込まれる中で、球団がどういった施策を実行するかも注目されます。
キーワード解説
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