福留孝介氏が注目する若手左腕、羽田慎之介投手のWBCへの期待

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現役時代に侍ジャパンの一員として世界一に輝いた野球解説者の福留孝介氏が、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に備えた日本代表“侍ジャパン”の切り札として、埼玉西武ライオンズの羽田慎之介投手に注目しています

羽田慎之介投手のプロフィール

羽田投手は、21歳の若き左腕で、プロ4年目を迎えています

特筆すべきは、今年の7月14日に行われた日本ハム戦で、日本人左腕として最速となる時速160キロを計測したことです

このようなスピードを誇るピッチャーは、プロ野球において非常に価値があります

福留氏が羽田投手を選出した理由

福留氏によると、選出される投手の中でリリーフ左腕が不足していることが大きな理由です

彼は「左のパワーピッチャーも面白い」とし、羽田が中継ぎとしてショートイニングで投げる可能性に期待を寄せています

これは、WBCのような国際大会では、短いイニングでの起用が効果的であるためです

左打者対策としての羽田投手

福留氏は、多くの国には優れた左打者が存在するため、羽田投手のような左腕ピッチャーが必要だと指摘しています

「ちょうど良いタイミングで起用できる選手が一人は欲しい」との意見も述べました

羽田投手以外の注目選手
福留氏が注目するもう一人の選手は、ソフトバンクの周東佑京選手です

周東選手は前回のWBCでも活躍を見せた足の速い野手で、特にけん制回数が制限される大会ルールを踏まえ、「足のスペシャリストは非常に重要」と述べています

彼の走塁は、得点のチャンスを広げる大きな武器となるでしょう

今後のWBCに向けて、これらの選手たちが侍ジャパンにどのように貢献できるかが期待されます

今回の福留氏の発言からは、羽田慎之介投手の素質が光る一方で、やはり国際舞台では選手層の厚さが重要であることが伺えます。また、周東選手のような特殊なスキルを持つ選手がどれだけ試合で効果を発揮するかも注目です。WBCに向けての選手選考は、各国ともに戦略が試される面白いプロセスです。
キーワード解説

  • WBCとは? WBCは、世界各国の野球代表チームが集まり行う国際大会のことです。
  • リリーフとは? 試合中に途中で投手を交代させることで、主に疲労したり不調な投手の代わりに登板する投手を指します。
  • パワーピッチャーとは? 速球を武器にする投手のことを指し、高速のストレートで打者を抑えることが期待されます。

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