今季の成績は51試合に登板し、2勝3敗2セーブ、19ホールド、防御率1.44という素晴らしい数値を記録した
特に、奪三振率が13.50という高い数字を誇り、終盤戦では「樹木トリオ」と呼ばれる松本裕樹、杉山一樹投手と共に勝ちパターンの要となった
藤井選手のオフに向けた考えとは
藤井選手によると、今オフのテーマは全体的な「ボリュームアップ」であるというこの「ボリュームアップ」とは、自身の投球の質を高めることを指し、単に体重を増やすことではないと強調した
球速向上を目指す
「真っすぐももうちょっと速くなれば」と話す藤井選手は、さらなる球速の向上を目指している今年の平均球速は151キロで、状況によっては150キロを切ることもあったため、常時152、153キロが出るようになりたいという
これにより、チームの勝利にも貢献できると考えている
指標となるWHIPと奪三振率
藤井選手は、奪三振率についてもさらなる向上を目指しているが、特に注目しているのが「WHIP」という指標だこれは1イニング当たりに出塁を許した走者数を示すもので、今季は0.92を記録
この数字を下げることで、より多くの打者を抑えることができると語った
目標はポジションの向上
今季は主に8、9回に投げる役割を担った藤井選手は、来季に向けて「ポジションに別にこだわりはないけど、いいところで投げられるようにしたい」とコメントチームにとっての重要な場面で貢献できるよう、さらなる成長を誓った
藤井皓哉選手のインタビューからは、オフのトレーニングに対する具体的なビジョンが感じられました。特に、ボリュームアップや球速向上を意識している様子が印象的でした。また、自身の成績に満足しているものの、さらなる向上を目指す姿勢に好感が持てます。これからの成長が楽しみです。
キーワード解説
- 奪三振率とは？：投手が打者を三振に取る割合を示すもので、投手の能力を評価する重要な指標です。
- WHIPとは？：1イニング当たりに出塁を許した走者数を示す指標。WHIPが低いほど、投手は走者を出さずに抑えていることを意味します。
