中日の細川成也外野手、契約更改で年俸1億3000万円にサイン

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中日ドラゴンズの外野手、細川成也選手(27)は、17日に名古屋市のナゴヤ球場近くにある選手寮「昇竜館」にて、契約更改交渉を行い、3800万円の増額となる年俸1億3000万円で合意しました

今シーズンは怪我による離脱がありながらも、3年連続で20本塁打を達成

現役ドラフトで移籍した選手として、初めて年俸1億円の大台に到達しました

契約更改の背景

細川選手は2022年オフに現役ドラフトの1期生として横浜DeNAベイスターズから中日に移籍

契約更新時には、「崖っぷちだった」と語り、当初の状況から自らの力で価値を証明し続けました

「3年でここまでいくとは想像もしていなかった」とその成長ぶりに素直に喜びを表現しました

今シーズンの振り返り

2023年シーズンは波乱に満ちたものでした

5月5日の横浜DeNA戦で、細川選手は走塁中に右脚のコンディション不良を悪化させ、1ヶ月以上の戦線離脱を余儀なくされました

しかし、6月中旬に再昇格し、チームの4番打者として75試合に出場

「(得点が)0で終わったら4番の責任でもある」とその責任感を述べ、再昇格後は78試合で18本のホームランを打ち、3年連続で20本塁打をクリアしました

この成績は、1997年の本拠地移転以降、球団初の快挙となりました

支える存在について

細川選手は昨年の契約更改時に、実家で飼っている高齢の愛犬「ラッキー」の治療代に年俸の一部を充てると話していました

「少しずつ元気になってきました」と日々サポートを続ける愛犬に対して感謝を述べ、さらに6月には実家でオス猫を保護したことも明かしました

「リン」と名付けたその猫も、てんかんの治療が必要で、彼の優しさが感じられる場面です

個人的な思い
「実家にいるのでなかなか会えないけれど、久しぶりに会うと飛びかかってきてかわいい

犬と猫と過ごす時間は大好きで、元気に暮らしてほしい」と愛犬と愛猫への想いを語り、選手生活における人柄がその発言に滲み出ています

現在、年俸1億円に到達した細川選手ですが、給料の使い方から、彼の人柄を垣間見ることができます

細川選手の契約更改は、彼の成長を示すものであり、移籍後の活躍が年俸に反映された結果と言えます。怪我を乗り越えた彼の姿勢は、若手選手にとっても良いお手本となり、今後の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手と球団が契約内容について話し合い、新しい契約条件を決定することを指します。
  • 年俸とは?:選手が1年間に受け取る給料のこと。プロ野球選手は成績に応じて年俸が増減することが一般的です。
  • 現役ドラフトとは?:プロ野球の選手選択制度の一つで、他球団で出場機会が少なかった選手を対象に新たな移籍チャンスを提供する制度です。
  • 本塁打とは?:野球において、バッターがボールを打ち、外野フェンスを越えて得点をすることを指します。特に、ホームランと呼ばれることが多いです。

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