今季はリーグ最多の65試合に登板し、初のセーブ王のタイトルを獲得した右腕は、より多くの登板を目指し、自己の限界を挑戦する決意を新たにしている
彼は、パ・リーグの3連覇と2年連続の日本一に貢献するため、クローザーの座をつかむ意向を語った
タフネスを求める杉山選手
みずほペイペイドームでのトレーニングを終えた杉山投手は、来季に向けて「今年は3日連続での3連投を2回しかしていない今後はそれが普通にできるぐらいになりたい」と自身の成長を誓った
今年のシーズン中の65試合に登板は、ポストシーズンを含めると72試合に及び、彼の抜群のスタミナが光った
疲労を感じさせないパフォーマンス
杉山は、シーズンが進むにつれて「疲れはそんなになく、すぐ取れました」と笑みを浮かべながら語ったオリックス・バファローズとの日本シリーズ第5戦では、2イニングを投げるイニングまたぎを実施し、その適応力を示した
首脳陣には“連投歓迎”の意向を表明し、さらなる登板機会を求めていくつもりである
昨季の経験を生かし飛躍へ
6月にはオスナがコンディション不良で離脱したが、杉山はその後の守護神役を担い、安定した投球を見せた31セーブを記録し、防御率1.82を維持する安定感を誇る
これまでの経験を生かし、来季も抑えの役割を目指して挑戦していく
「競争が始まる」と懸念する中、彼はチーム内の競争を楽しむ意義も語った
シーズンの充実感
杉山は「昨年以上にやり切った1年だった」と充実感を表し、自身のパフォーマンスに自信を持っているセーブシチュエーションでの失敗がなかったことで、リーグ3連覇と日本一に向けた意気込みは強い
新たな挑戦に向けて、杉山は来季もマウンドに立つ
今回の杉山投手のコメントから、彼のさらなる成長に対する意欲が伺えます。特に、タフな登板を求める姿勢は、チームへの強い貢献志向を示しており、今後の活躍が楽しみです。冷静さと闘志を併せ持つ杉山投手が、どのように来季を迎えるのか注目が集まります。
キーワード解説
- 守護神とは?:野球において「守護神」とは、試合の終盤に登板するリリーフピッチャーのことを指します。特にチームがリードしている状況で、試合を締める役割を担います。
- セーブ王とは?:セーブ王は、シーズン中に最も多くのセーブを記録した投手に与えられるタイトルで、守護神としての能力を示す重要な指標の一つです。
- イニングまたぎとは?:イニングまたぎとは、リリーフ投手が前のイニングを終えた後、次のイニングも投げ続けることを指します。特に、チームが重要な場面で無失点に抑えるために必要な戦術です。

