楽天にとって捕手が補強ポイントであったため、ベテラン選手との水面下での交渉が行われており、今オフのFA移籍1号となることが明らかになった
契約内容は単年契約で、近日中に正式発表される見込みだ
伊藤選手の背景とキャリア
伊藤選手はプロ入りから18シーズンを経て、今季は1軍でわずか6試合の出場に留まったしかし、2軍では75試合に出場し、打率・309をマークするなど、その実力が健在であることを証明した
出場機会を求め「他球団の評価を聞いてみたい」とFA権を行使する判断に至った
盾と矛としての捕手
捕手はチームの中核を担う重要なポジションであり、投手とのコミュニケーションやゲームプランの遂行が要求される伊藤選手は明徳義塾から07年の高校生ドラフト3巡目でオリックスに入団し、2014年にはベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した実績がある
昨年、DeNAにトレード移籍した後は、出場機会の減少が続いた
楽天の捕手事情
今季の楽天では29歳の太田選手がチーム最多の81試合で先発マスクを務めたが、打率は僅か・176に留まったその他の選手も故障や不振で安定したパフォーマンスを発揮できず、捕手の層が薄いことが問題視されていた
そこで、ベテランの伊藤選手の加入が期待されている
伊藤選手の影響と期待
伊藤選手はこれまで1063試合に出場し、豊富な経験を有する選手である球団は彼の人柄や献身的な姿勢が若手選手の刺激になることを期待しており、チームの精神的支柱としてキャッチングやリードに加え、その存在感にも注目が集まっている
- 伊藤 光(いとう・ひかる)
- 1989年(平元)4月23日生まれ、愛知県出身
07年高校生ドラフト3巡目でオリックスに入団
14年にはベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し、18年にDeNAへトレード移籍した
キーワード解説
- フリーエージェントとは?
- 捕手とは?
- ベストナインとは?
- ゴールデングラブ賞とは?

