日本ハム・福島投手、フォーク改良に取り組み来季の先発ローテーション定着を目指す

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今季、自己最多の5勝を挙げた日本ハムの福島蓮投手(22)が、来季の先発ローテーション定着を視野に入れ、決め球であるフォークの改良に取り組んでいることを明かした

福島投手は、2軍本拠地の鎌ケ谷スタジアムで報道陣に対し、フォークの精度向上に向けた具体的な練習方法を説明した

シーズン成績の振り返り

福島投手は、今季の開幕から2軍での出場が続いたものの、体の使い方を改善した結果、球速が上昇しシーズン終盤には先発ローテーションに名を連ねた

彼の成績は8試合登板で5勝0敗、防御率2.25と非常に優れたものであり、特にソフトバンクとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージでも素晴らしいピッチングを披露した

7回1/3を投げて2失点という成績は、将来性を強く感じさせるものとなった

フォークの改良と他投手の研究

オフシーズンには、米大リーグ・メッツの千賀滉大投手が操る「お化けフォーク」と呼ばれるフォークボールの動画を研究し、落差の大きさを追求している

フォークボールは、ボールが投げ出された後に急激に落ちる特徴を持つ決め球で、打者にとっては非常に打ちづらい球種である

来季の展望

福島投手は「規定投球回を投げて、ある程度抑えられれば2桁の勝利を目指せるだろう」と来シーズンへの意気込みを語っている

これは、一定の投球回数をこなすことでリーグの規定に達し、勝利数を増やすことを意味する

また、オフシーズンにおいては自己の成長とともに、同学年で日本ハムが1位指名した明治大・大川慈英投手との共闘を楽しみにしている様子もうかがえる

福島投手は「いい刺激をし合って、仲良くやれたらいいですね」と語っている

福島投手がフォークの改良に意欲を示していることは、彼の成長への意欲と来季への期待感を高めています。新たな武器を身に付けることで、彼自身の成績向上が期待されるだけでなく、チーム全体の戦力強化にも寄与するでしょう。特に同学年の大川投手との刺激し合う関係が、さらなる成長を促す要因になるかもしれません。
キーワード解説

  • フォークとは?投球時にボールが急激に落ちる特性を持つ変化球で、打者にとっては打ちづらい球種の一つです。
  • ピッチャーとは?野球においてボールを投げる選手のことを指し、その役割は試合の結果に大きな影響を与えます。
  • クライマックスシリーズとは?日本のプロ野球における playoff(プレーオフ)で、上位チームが優勝を争う形式の大会です。

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