金丸投手(22歳)は、ナゴヤ球場隣接の選手寮「昇竜館」において契約交渉を行い、明るい表情でメディアに応じた
1年目の成績と評価
金丸投手は、4球団が競合して獲得した「黄金左腕」として注目を集めたが、初年度の成績はわずか2勝にとどまったそれでも、彼の先発としての安定したパフォーマンスが高く評価されている
特に、彼はクオリティースタートという、6イニングを投げて自責点3以内に抑える能力を発揮し、全15試合中12試合で達成した
デビューからの道のり
金丸投手のプロ入りは、関西大学時代の腰痛の影響でキャンプは2軍スタートとなったが、5月5日の横浜DeNAベイスターズ戦で1軍デビューを果たした初勝利は8月7日の阪神タイガース戦で、8回を投げて3失点という好投を見せ、プロ1年目ながらも期待が高まっている
来季の目標と意気込み
金丸投手は、「今年は5月からのスタートだったので、来季は開幕からローテーションに入れたらいいなと思っている体を強くして規定投球回を投げ、2桁勝利を挙げたい」と意気込みを語った
また、なぜ2桁勝利が目標かと尋ねられると、「2桁はかっこいいから」と笑顔を見せた
侍ジャパンでの試合も経験
さらに金丸は、11月に行われた侍ジャパンの強化試合でも韓国戦に招集され、2試合目で先発登板3回を投げて3失点したが、右打者の内角に150キロを超える直球を放つなど存在感を示した
オフシーズンに入る中で、NPBとMLBの両方のボールを使用して練習を続ける姿勢を強調した
金丸夢斗投手はプロ野球の厳しい世界で、初年度から多くの期待を背負ってプレーしています。彼の成績はまずまずですが、その投球内容や将来性から見ると、来季への期待が一層高まります。特に2桁勝利への意気込みは、彼がさらなる成長を遂げるための強いモチベーションになりそうです。
キーワード解説
- クオリティースタートとは?試合で6回以上投げて自責点を3点以内に抑える成績のことを指します。これは投手が良い働きをしたと評価される基準の一つです。

