両選手は今季まで支配下選手としてプレーしていましたが、10月に戦力外通告を受けた後、名古屋市内の選手寮で再契約を結びました
契約内容は年俸400万円です
選手の再出発
土生選手は昨シーズンに7試合に登板したものの、今シーズンは1軍出場は無しという結果でした再契約の際、彼は「死に物狂いでしがみついて、もう一度支配下に戻りたい」とコメントし、気持ちを新たに再出発の決意を表明しました
山浅選手の苦闘
一方で、山浅選手は昨年11月の練習中にフェンスに激突し、「脾臓損傷」といった大けがを負ってしまいましたこの影響で手術を受けることになり、彼は「今年は振り返る材料がない
ただもう一度支配下に上がって1軍に挑戦したい」と強い意気込みを示しました
自信を失っていた時期もありましたが、周囲からの励ましに感謝しながら、「しがみつけるところまで頑張ります」と意欲を語りました
今回の中日の育成選手としての再契約は、選手たちにとって再起のチャンスを提供する重要なステップです。土生選手と山浅選手の意気込みは、彼らの今後の活躍を期待させるものがあります。再契約を通じて、プロの厳しさを知った二人がどのように成長していくのか、その過程を見守りたいところです。
キーワード解説
- 育成選手とは?:育成選手は、プロ野球において契約金が支払われない選手のことを指し、主に若手選手が対象となります。育成選手としての契約を結ぶことで、選手は指導を受ける機会が得られ、再び支配下選手としての道を目指すことができます。
- 支配下選手とは?:支配下選手は、各球団で正式に契約され、試合に出場できる選手のことです。球団は各部門において制限があり、それに対して支配下選手は試合出場や契約金の受け取りが認められています。
- 脾臓損傷とは?:脾臓損傷は、腹部の外傷により脾臓が損傷されることを指します。通常、重傷とされ、手術が必要になるケースも多いです。治療後のリハビリには時間がかかり、選手生命への影響も大きいことが特徴です。

