ソフトバンク小久保監督が柳町に新たな挑戦を命令 一塁兼任で出場機会を拡大へ

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福岡県内で行われたソフトバンクの納会ゴルフコンペに参加した小久保裕紀監督(54)は、外野手の柳町達(28)に一塁の兼任を命じた

柳町は今シーズン、6年目にして自身初のタイトルである最高出塁率を獲得し、チームの重要な戦力となっているが、来季のレギュラー確保は不透明

周東、柳田、近藤という強力な外野陣がいる中、この新たな挑戦によって出場機会を広げる狙いがある

柳町の成績と今季の活躍

今シーズン、柳町はプロ6年目で打率2割9分2厘、出塁率3割8分4厘を記録し、リーグで2位に輝いた

この結果、彼は初のタイトルである最高出塁率を獲得

打撃センスの高さが光り、サブポジションでの一塁挑戦を提案されたことに高い評価が寄せられている

監督の期待と変化の必要性

小久保監督は、柳町がスタメンで力を発揮できる選手であるとし、「1試合でも出場機会が広がる」ことを期待している

また、「同じことをしていたら勝てない」というテーマを掲げ、チームの解体と再構築を進める考えを示した

これを踏まえ、柳町の一塁挑戦はその最初の一歩となる

柳町の反応と今後の展望

柳町自身も小久保監督の提案を前向きに捉えており、「選択肢が広がる」と嬉しい様子で答えた

過去に2軍で6試合一塁守備を経験した彼は、オフの自主トレからミットを準備し、内野ゴロに慣れることを計画している

また、打撃の成長も疎かにしないつもりである

チームの来季体制を見据えて
来季のソフトバンクは、リーグ3連覇、日本シリーズ連覇を目指し、選手の配置を見直す必要がある

強力な外野陣を抱える中、柳町の一塁兼任は新しい可能性を引き出す試みと言える

今後のシーズンに向けて、柳町がどのように成長し、チームに貢献していくかが注目される

ソフトバンクの来季各ポジション候補

ポジション 候補選手
捕手 海野、嶺井、谷川原
一塁 山川、中村、栗原、柳町
二塁 牧原大、野村、川瀬
三塁 栗原、野村
遊撃 今宮、野村、川瀬
左翼 柳田、柳町、正木
中堅 周東、牧原大
右翼 近藤、柳町、正木
DH 柳田、近藤、山川
ソフトバンクの小久保監督が柳町選手に一塁兼任を命じたことは、チームの新しい挑戦の始まりを示しています。一塁挑戦を通じて、柳町選手が更なる成長を遂げ、チーム内での役割を広げる可能性が期待されます。柳町選手の前向きな姿勢も、この挑戦を成功に導く要因となるでしょう。監督の変革を恐れないマインドと、選手の成長意欲が重なり、来季のソフトバンクがどう進化していくか注目されます。
キーワード解説

  • 最高出塁率とは?出塁率の中で、選手がどれくらいの頻度で出塁したかを示す指標で、高ければ高いほど選手が安打や四球を獲得していることを示します。
  • ファーストとは?野球のポジションの一つで、内野の左側に位置し、主に一塁手が守ります。通常、打撃力が求められるポジションです。
  • DHとは?「デザインated Hitter」の略で、投手以外の選手が打席に立つことを許可するルールで、その選手が守備をしない代わりにバッティングに専念します。

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