今永昇太、クオリファイング・オファーの受諾期限が迫る
米大リーグ(MLB)に所属するシカゴ・カブスの投手、今永昇太選手(32)は、今オフのクオリファイング・オファー(以下、QO)の受諾期限が迫っている具体的には、米東部時間の2025年11月18日午後4時(日本時間19日午前6時)がその期限である
今季のQO提示額は過去最高の2202万5000ドル(約34億円)に設定され、選手の未来に大きな影響を与えることが予想される
QOとは、チームがその選手に対して提示する契約オプションの一種で、1年契約として選手を保持するためのものだ
このオファーを受け入れた場合、選手はその年の契約にサインし、契約を結ぶこととなる
過去144選手がQOを受けた中で、実際に受諾したのはわずか14選手という実績があり、受諾に踏み切る選手は極めて少ない
17日にはMLBネットワークのジョン・モロシ記者が、カブスがサンディエゴ・パドレスの先発投手、シースとキングに興味を寄せていると伝え、今永選手もカブスに残留する可能性があるとの見解を示した
今永選手にとってQOの提示額は理想的であるが、単年契約のため、複数年の契約を狙う選手にとっては大きなハードルとなる
また、同記者は「QOの期限は球界カレンダーでも重要な節目となる」とも言及し、この決断が今後のFA市場に与える影響を指摘した
QOの決断の後、FA市場が活性化する見込みであり、他の選手、たとえば西武の今井達也投手(27)や巨人の岡本和真内野手(29)も期限以降にポスティングシステムの申請が行われる予定となっている
これにより、FA市場自体がさらに盛り上がりを見せることが期待されている
今永昇太選手のクオリファイング・オファーに関するニュースは、プロ野球界における重要な出来事と言えます。特にQOの提示額が高額であるため、彼がどのような選択をするのか注目されます。選手の将来に関わる大切な決断の時期となり、他の選手にも影響を及ぼす可能性があります。
キーワード解説
- クオリファイング・オファーとは? - チームが選手に提示する契約オプションのことで、選手の1年間の契約を保持するために使われる。
- FA市場とは? - フリーエージェント市場の略で、契約が切れた選手が新たな契約を結ぶために他のクラブと交渉を行う場所。
- ポスティングシステムとは? - 日本などのプロ野球選手がメジャーリーグでプレーするために必要な手続きの一つ。

