昨年に国内フリーエージェント(FA)権を行使し、5年17億円でチームに残留した大山選手は、今季8年連続で2桁本塁打を記録した主力選手です
大山選手は契約更改の際、球団に対して甲子園球場に“テラス席”を設置することを要望しました
近年、この種の席を設置する球場が増えている中で、彼は野手としての意見を強調しました
新しい練習方法にも挑戦し、プロ10年目を迎える来季には連覇と日本一奪還を目指す意気込みを示しました
テラス席とは
テラス席は、外野フェンスの内側に設置された観客席で、特にホームランの数を増やすために導入されることが多いです大山選手は、これにより試合がよりエンターテイメント性を増し、チーム全体の打撃力向上にも繋がる可能性があると考えています
一方、投手にとっては不利になる要素もあるため、彼はその点についても意見を述べました
テラス席の利点と欠点
| 利点 | 欠点 |
|---|---|
| 本塁打が増えることで試合のエンターテイメント性向上 | 投手にとって防御率が悪化する可能性 |
| 野手陣のモチベーション向上 | 試合展開が投手不利になること |
過去の実績とトレンド
甲子園球場では、1947年に国内で初めてラッキーゾーンが設置されましたが、1991年に撤去されましたその後、プロ野球界全体で本塁打数が減少傾向にあるため、テラス席の設置を行うチームが出てきています
例として、2015年にはヤフオクドーム、2019年にはZOZOマリンスタジアムにそれぞれテラス席が設けられ、いずれも本塁打数が増加しました
今季の成績と来季への意気込み
今季、大山選手は141試合で打率.264、13本塁打、75打点を記録し、8年連続で2桁本塁打を達成しました彼はチームが2年ぶりにリーグ優勝を果たしたことには満足していません
「自分の成績に満足するところはない」と語り、来季の連覇と日本一を強く意識しています
大山選手の契約更新とテラス席の設置要望は、阪神タイガースにおける重要な話題となっています。彼の提案には賛否がありますが、球場のエンターテイメント性向上は確かにファンにとっても魅力的です。来季の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 国内FA権とは? 国内FA権は、プロ野球選手が他球団に移籍する権利で、一定の条件を満たした選手が取得できます。
- テラス席とは? テラス席は、外野フェンス内に設けられた観客席で、特に本塁打を増やす目的で設置されることが多いです。
- 防御率とは? 防御率は、投手が何点の失点を受けたかを示す数値で、投手の成績を評価するための重要な指標です。
- 連覇とは? 連覇は、同じチームが2年連続で優勝することを指し、その難しさから非常に価値のある成果とされています。

