中日・金丸夢斗投手、契約更改でさらなる成長を誓う

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中日ドラゴンズの金丸夢斗投手(22)は、18日にナゴヤ球場近くの選手寮「昇竜館」で行われた契約更改交渉で、900万円増の2500万円でサインしました

金丸投手は新人ながら、今シーズン15試合に先発出場し、また侍ジャパンにも選ばれるなど、その潜在能力が高く評価されています

2年目の目標として、2桁勝利と規定投球回の達成を掲げています

勝てる投手への道のり

金丸は、投手としての成長の鍵を握る要素として「2ストライク後の被打率」に注目しています

これは、投手が2ストライクを取った後に打者にヒットを打たれる割合を示す指標です

金丸の2ストライク後の被打率は2割2分2厘ですが、同じシーズンで最多勝を獲得した阪神の村上投手は1割7分6厘、DeNAの東投手は1割5分9厘と、彼らとの差を実感しています

2023年の試合から得た教訓

最近行われた侍ジャパンの韓国戦を経て、金丸は勝てる投手になるための考察を深めました

「真っすぐはある程度通用すると思いましたが、初球からビタビタに決まった後、追い込んでからの投球が課題でした

もっと甘さが無ければ、楽に抑えられると思う」と述べ、特にカウントを整える段階での重要性を強調しました

投球スタイルの転換

金丸は、追い込むまでは完璧に見えるものの、如何にして最後の一球を仕留めるかが重要であると認識しています

「四隅に正確に投げて追い込むスタイルから、アバウトにカウントを整え、最後に精度を高める投球へとシフトしたい」と語り、今後の投球スタイルの変更を考えています

来季に向けた抱負
金丸は、来季においてローテーションの中心となり、開幕ローテに入ることを目指しています

「2桁勝利を挙げ、規定投球回に到達したい

投手陣の中心になって、強い気持ちを持って結果を残していきたい」と意気込みを見せました

金丸夢斗投手の成長と来季への抱負は、若手投手がいかにして自らの課題に取り組んでいるかを示しています。特に、投球スタイルの転換を意識し、数字を客観的に分析する姿勢は、今後の活躍に繋がるでしょう。彼の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 契約更改とは?選手とチームが年俸や契約内容を見直す大事な交渉のこと。
  • 規定投球回とは?シーズンにおける最低投球回数を満たし、成績を認められる指標の一つ。
  • 2ストライク後の被打率とは?投手が2ストライクを取った後に、打者にヒットを打たれた割合を示す数値。

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