西武・今井達也投手のポスティングシステム申請が受理、MLB移籍へ向けた交渉解禁

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埼玉西武ライオンズのエース・今井達也投手(27)のポスティングシステム申請が受理され、これによりメジャーリーグベースボール(MLB)30球団との交渉が可能となることが、18日(日本時間19日)に報じられました

ポスティングシステムとは、特定の条件を満たした選手が、日本の球団からメジャーリーグチームに移籍する際に利用される制度です

MLBとの交渉は、米東部時間19日午前8時(日本時間19日午後10時)から開始され、2026年1月2日午後5時(同3日午前7時)までの45日間のリミットが設けられています

今井選手は今季、24試合に登板し、10勝5敗、防御率1.97という素晴らしい成績を収めました

また、178奪三振を達成し、通算成績は58勝45敗、防御率3.15となっています

西武は既に今井選手のポスティングシステム利用を容認しており、今井選手自身も「悩み抜いた末にこういう決断を下していただいたことに本当に感謝しています」とコメントしています

今井選手に対する期待は高まっており、大の先発投手の需要も背景に、先に名前が挙げられたサンディエゴ・パドレス、ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツをはじめとする多くの球団が興味を示しています

特に注目されるのは、契約が最大で2億ドル(約309億円)規模になる可能性があることです

今井選手の代理人を務めるのは、ボラスコーポレーションのスコット・ボラス氏です

彼は12日(同13日)のGM会議で取材に応じ、ポスティングシステムにおける交渉期間について「12月31日と1月1日は球団が休日のため、1月2日に契約手続きができるよう調整した」とコメントしました

また、交渉が年内に決着する可能性もあるとし、球団が移籍市場の選手にターゲットを絞りやすくなるという立場も示しました

今井選手のポスティングシステム申請は、日本からのメジャーリーグ移籍において注目すべき動きです。今後の交渉状況により、彼のキャリアに大きな影響を与える可能性があります。多くの球団が彼に興味を示している中で、2億ドルという高額契約も見込まれ、彼の実力への期待が高まります。
キーワード解説

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