彼は昨オフにフリーエージェント(FA)権を行使して残留し、満期を迎えた5年契約の1年目を終え、昨年と同額の年俸3億4000万円で新たにサインしました(金額は推定)
契約更改の席において、大山選手は球団に対して外野フェンス手前に設置される「テラス席」の導入を要望しました
このテラス席は、スタンドの最前列がグラウンドに近づく形で設けられる席で、主にホームランが打たれやすくなる空間です
球場全体の見た目を向上させるとともに、打者にとっても一層楽しめる環境となります
大山選手は、「選手としての意見を発信することで何かが変わるかもしれない」と述べ、野手を代表する立場からの要望であることを強調しました
近年、他球団の本拠地では新たにテラス席を導入する動きが進んでおり、これは選手たちにとって有利な環境を提供する取り組みの一環です
具体的には、2013年にはKスタ宮城(現楽天モバイルパーク)、2015年にはペイペイドーム(現みずほペイペイドーム)でテラス席が設置され、16年にはZOZOマリンスタジアムにも新たなテラス席が誕生しました
一方、甲子園球場は1992年にラッキーゾーンが廃止されて以来、本塁打が出にくい「ピッチャーズパーク」として知られています
特に左打者は「浜風」の影響で打球が押し戻されるため、打撃に苦労している状況です
大山選手は20XX年(前年)のシーズンにおいて、打率・264、13本塁打、75打点という成績を残しましたが、彼はこの結果には満足していないと述べています
今後の球場改修や選手環境に対する期待を込め、彼は「やはり変えるべき球場だと思う」と強調しました
来シーズンの成長を期待される中、大山選手の発信から何が生まれるのか注目されます
この記事では、阪神タイガースの大山選手が契約更改交渉を終え、球団にテラス席設置を要望したことが取り上げられています。選手の意見を反映させることは、チームの環境を向上させるための重要なステップです。どのように球場が変わっていくか、今後が楽しみですね。
キーワード解説
- 契約更改とは?:選手が契約条件を見直し、新たにサインするプロセスです。年俸や契約期間が話し合われます。
- テラス席とは?:外野のフェンス前に設けられる座席で、ホームランを打ちやすくするための席です。観客にも楽しさを提供します。
- フリーエージェント(FA)権とは?:選手が自らの意志で移籍を選択できる権利のことで、契約が終了した選手が他チームと交渉できる状況を指します。

