ヤクルトの新星、荘司宏太投手がプロでの挑戦に意気込み

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【25年版球界新士録(9) ヤクルト3位・荘司 宏太投手】真上からのストレートな投球フォームで知られるヤクルトの荘司宏太投手

最速150キロの剛球に加え、チェンジアップやカーブ、スプリットの縦変化球を駆使し、打者に真っ向から挑むことが特徴だ

荘司は、プロ入り1年目から守護神候補としてチームへの即戦力として期待されている

荘司投手の苦難の道のり

荘司投手のキャリアは決して順調なものではなかった

国士舘大学時代に1年春からリーグ戦にデビューしたものの、2年生の春には新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中止に

さらに、秋のリーグ戦に向けて練習していた夏に左肩を故障し、約1年半にわたり戦線を離脱

彼は「愛する野球ができなくなることは本当に辛かった」と振り返る

社会人野球での再起

その後、本格的に戦列に復帰したのは4年春から

大学卒業後のプロ入りという目標を断念し、社会人野球のセガサミーで再起を図るも、1年目は思うような成績を残せなかった

身長172センチで期待される体格ではなかったが、フォーム改造に巨額し、現在のダイナミックな投球スタイルに変化させ、球速も150キロに到達した

荘司選手の意気込みと特技

「155キロを出したい」という新たな目標を掲げる荘司

社会人時代のニックネームは「だるま」で、彼の好きな言葉は「七転び八起き」

彼は、寮の部屋に仲間から贈られただるまを飾り、「スワローズのファンにも『だるま』と呼んでほしい」ともコメントしている

この不屈の精神と、アマチュア時代に磨いた「だるま直球」を武器に、プロの強打者たちに立ち向かっていく

荘司宏太選手のプロフィール
名前 荘司宏太
生年月日 2000年5月22日
出身地 東京都八王子市
身長・体重 1メートル72、88キロ
投打 左投げ左打ち
憧れの選手 ソフトバンク・モイネロ
荘司宏太選手の物語は、困難を乗り越える不屈の精神を象徴しています。彼は自身の経験を通して、努力が実を結ぶこと、そして目標を掲げて前に進むことの重要性を示しています。ファンから「だるま」と呼ばれることを望む彼の強い意志が、今後のプレーにも反映されるでしょう。
キーワード解説

  • 剛球とは?: 剛球とは、特にスピードが非常に速く、力強いストレートの投球を指します。
  • チェンジアップとは?: チェンジアップは、ストレートと同じフォームで投げながら球速を落とし、打者を惑わせる変化球です。
  • スプリットとは?: スプリットは、ボールが手から離れた後に急激に落ちる変化球で、打者からは非常に打ちにくい球種です。

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