青学大が立命大を4-0で破り明治神宮大会2連覇を達成

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青学大、立命大を完封し明治神宮大会で2年連続優勝

2025年11月19日、明治神宮大会の大学の部決勝が開催され、青山学院大学(青学大)が立命館大学(立命大)を4-0で破り、見事に2年連続での優勝を果たしました

この連覇は法政大学(法大)、東海大学、明治大学(明大)、東亜大学、東洋大学に次いで、17年ぶりで6校目となる快挙です

試合のハイライトは、先発投手の中西聖輝(4年)の圧巻のピッチングです

彼は中日ドラフト1位に指名されたエースとして期待され、なんと2安打17奪三振を記録し、完封勝利を収めました

奪三振とは、投手が打者を三振に仕留めることで、1イニングや試合全体で獲得する数を示します

中西は先月のドラフト会議で中日から1位指名を受けた後、初戦での佛教大学を相手に1失点11奪三振の完投を果たしています

その勢いを引き継ぎ、立命大戦でも140キロ台後半のストレートとフォークボールを駆使し、高いプレーを続けました

試合序盤から4者連続三振を奪い、完全投球を達成しました

第4回には初めて走者を出しましたが、ノーヒットノーランの予感を抱かせます

しかし、7回には最初のヒットを許したものの、得点は許さず、最後の9回では3者連続で三振を奪い、17奪三振の偉業達成に迫りました

打撃陣も力を発揮し、6回には立命大の先発・遠藤翔海(4年)から先頭打者が連続ヒット

DeNAドラフト1位の小田康一郎が記録した犠打後、4番の渡部海(3年)が左越えの3ランホームランを放り、試合の均衡を破りました

その後、7回にもタイムリーで追加点を挙げ、中西を力強くサポートしました

青学大は戦国・東都の6連覇に続き、秋の大学日本一を明治神宮大会連覇で飾り、喜びに浸った選手たちは涙を流しました

中西と渡部は甲子園での優勝経験があり、大学でも最後に日本一を達成しました

試合後、中西は観客の声援に感謝し、自身の投球についても語りました

「立命大さんも良い打線だったので、試行錯誤の中で抑えることができて良かった」とコメントした彼は、全力で投げた結果がついてきたと喜びを表しました

青学大の完封勝利は、特に中西選手の好投が光りました。彼はプレッシャーの中で完璧な投球をし、連続三振を奪うなど技術の高さを見せつけました。同じ野球部メンバーが甲子園でも活躍した経歴を持つことも、チームワークを強化する助けになっているでしょう。次世代の選手たちにも、この経験が生かされることを期待しています。
キーワード解説

  • 奪三振とは? 奪三振は、投手が攻撃側の打者を三振に仕留めることを意味します。1試合で奪った三振の数が多いほど、その投手の腕前の高さを示します。
  • ノーヒットノーランとは? ノーヒットノーランは、試合中に相手チームの選手がヒットを打てず、また得点も許さない完璧な投球を指します。それを達成することは、投手の大きな偉業の一つです。
  • ホームランとは? ホームランは、打者がボールを打って、ボールがフェンスを越えた場合に記録される得点方法です。特に試合の流れを変えることができる重要なプレーです。

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