特に注目すべきは、エースの中西聖輝投手(智弁和歌山)が17奪三振を記録し完封勝利を飾った点だ
中西投手の投球スタイルは、常時140キロ中盤の速球を武器とし、これに130キロ中盤のフォークや120キロ中盤のスライダーを効果的に組み合わせることで打者を翻弄した
フォークは、ボールが急激に落ちる変化球で、打者にとっては捉えにくい球種の一つである
この1年、中西選手は大学生No.1の右腕としての存在感を示しており、春のリーグ戦では6勝を挙げてチームの優勝に貢献
大学選手権では準決勝で敗退したものの、日米大学野球選手権大会では11.1回を投げて14奪三振を記録した
さらに、秋のリーグ戦では34.1回を投げ、防御率は驚異の0.26を記録
明治神宮大会では2試合で18回を投げ、自責点はわずか1という素晴らしい成績を収めた
今季の公式戦での投球回数は142.2回、奪三振数は182という数字は、プロのローテーション投手に匹敵する
今後、中西選手はしっかりと身体をメンテナンスし、プロの世界でさらに飛躍することが期待されている
今大会での青山学院大学の優勝は、特に中西聖輝投手の活躍が光っており、彼の投球技術がいかに高度であるかを示しています。今後、彼がプロの舞台でどのように成長するのか非常に楽しみです。
キーワード解説
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