阪神・岡留英貴、契約更改で年俸1900万円に ダウンしつつもさらなる成長を誓う

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阪神タイガースに所属する岡留英貴投手(26)が、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今年の年俸が100万円ダウンし推定1900万円で決定した

このシーズン、岡留は中継ぎとして10試合に登板し、成績は1勝0敗、3ホールド、防御率1.93という結果を残した

ホールドとは、試合に出場しているチームが勝っている状態で登板し、試合の勝利に貢献する投手が受ける称号の一つである

しかしながら、岡留は8月末に登録抹消されて以降、シーズンを通じて一軍での出場がなかった

このため、昨年の35試合に対し、登板数が大きく減少する結果となった

岡留は阪神のリリーフ陣での競争が厳しいことを認識しており、「1ランク2ランク上がらないと食い込めない」と悔しさを隠さぬ

藤川監督が求める右のリリーフ投手の台頭に対しても、「そこに入り込んでいかないといけない」と意気込んでいる

今季、岡留の平均球速は140キロ台後半であったが、直球の強さについては「まだまだ上げられる」と語り、更なる向上を図る意欲を見せている

特に、ウエートトレーニングなどを通じて筋力をアップさせ、150キロを目指すと決意を新たにした

岡留投手の契約更改は、多くのファンにとって期待と不安を両方もたらすものであった。登板数が減少したことにより年俸が下がるという結果は厳しい現実を映し出している。しかし、彼の向上心や来季への意気込みからは、ファンへの希望も見え隠れしている。岡留が自らの課題を認識し、具体的な目標に向かって努力を続ける姿勢は、他の選手にも良い影響を与えるだろう。
キーワード解説

  • ホールドとは? 試合に出場しているチームが勝っている状態で投手が登板し、勝利に貢献すること。

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