この金額は昨年の契約金から300万円増加したものです
鈴木選手は昨オフに行われた現役ドラフトで北海道日本ハムファイターズから移籍したサブマリン投手です
が特徴的なのは、イニングをまたいでの登板もこなし、今シーズンはリリーフ登板24試合で防御率1.89という素晴らしい成績を残した点です
鈴木選手は「チームが変わってルーキーのような感じで始まり、最初は手探り状態でした
セ・リーグの打者の情報を収集するところからスタートし、序盤は自分のパフォーマンスを出せなかったけれど、後半はそれを発揮できました
来季に向けて良かったと思います」と振り返ります
現役ドラフトにおいて、鈴木選手は今年初めての2巡目指名を受けました
「1巡目は必ず取らなければならないルールがある中で、2巡目に選ばれたことは、それだけ評価されたということだと思います」と鈴木選手は語り、感慨を覚えたようです
また、彼は新たな挑戦として、阪神戦においてのみ、6イニングで7失点(自責6)と苦戦したことに言及しました
それ以外のセ・リーグの4球団に対しては27回1/3で1失点という好成績を残しており、「阪神戦がなければ防御率も0点台だったのでは?(笑)」と冗談交じりに述べました
特に近本選手や佐藤輝選手などの左打者に対して12打数6安打と打ち込まれた結果を反省し、「対左は課題だと思っていますので、この秋にはその対策に取り組んでいます」と具体的な対策には触れずに期待を持たせました
鈴木選手は日本ハム時代には先発として5勝(救援1勝を含む6勝)を挙げた経験を持つこともあり、「やれと言われたところで投げますし、球団からも『先発か中継ぎかわからない』という話をされており、その臨機応変さが自分の強みです」と柔軟な対応を強調しました
この日に鈴木選手と共に計4投手が契約を更改し、例えば昨季先発で6勝を挙げたアドゥワ選手は500万円減の年俸2900万円で、昨季53登板から28登板に減少した塹江選手は500万円減の3500万円でサイン、そして今季1登板に苦しんだ大道選手は550万円減の1850万円で契約を結びました
鈴木健矢選手の契約更改は、彼の成長を示すものであり、移籍の影響を感じさせない成績を残したことが評価された結果といえます。特に阪神戦の苦戦は、次なる挑戦への意欲を示す好機かもしれません。
キーワード解説
- サブマリンとは?投手の投球の際に、ボールを低く投げ、打者の視界から見えにくくするスタイルのことを指します。
- 現役ドラフトとは?プロ野球でチームが選手を獲得するための方式の一つで、選手が所属するチームを再選択できる制度を言います。
- 防御率とは?投手が投げたイニングの中で、何点の失点したかを示す指標で、数字が低いほど優れた成績を示します。

