広島・玉村昇悟投手、秋季キャンプ最後のブルペンで204球投げ込み新武器フォークを磨く

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広島東洋カープの玉村昇悟投手(24)が19日に行われた秋季キャンプの最後のブルペン投球で、204球を投げ込むという意欲的な練習を実施した

このキャンプでは、今シーズン終盤から特に力を入れて習得を目指してきたフォークボールを多く使用してきた

玉村投手は、「1個の球種に入ってくるのかなと思います」と述べ、フォークの習得に対して一定の手応えを感じていることを明かした

実戦でもその成果を発揮

玉村投手は、15日に行なわれたロッテとの練習試合において、真っすぐ、フォーク、カーブといった三つの球種を巧みに組み合わせ、2回を1安打無失点に抑え込む好投を見せた

彼は、「握りを変えて球速を落としたら、バッターもいい反応をしてくれていた

そこの試行錯誤は自分で分かっていかないといけないと思います」と分析し、試行錯誤の成果が実を結びつつあることを示唆した

若手投手陣の台頭

今キャンプでは、大学同期の高選手や滝田選手、さらに年下の佐藤柳選手、辻選手などが新たな力として球団内で注目を浴びている

玉村投手は今季自己最多の6勝を挙げたものの、さらなる進化が求められている

新井監督は、玉村選手に対して厳しい言葉を投げかけた

「タマも危機感があると思う

年齢的なものもあって優先的にチャンスを与えていたけど、そういうのも少なくなってくると思います

限られたところでいいものを見せていかないと、チャンスは若い選手に移っていく

」と、明言した

今後の成長に期待

来季の開幕ローテ入りに向けて、新たな武器を磨く必要がある玉村投手

新井監督は、彼にさらなる成長を期待しており、もう一回り、またはもう二回りの進化を求めている

この秋季キャンプでの取り組みが、来シーズンの勝利へと繋がることが期待されている

広島の玉村投手の取り組みは、若手選手の台頭と共に、今後のチームの成績に大きく影響する可能性があります。監督がかけた言葉からも、彼がさらなる成長を求められていることが伝わります。新たな武器であるフォークをしっかり身につけ、来季に備えてほしいです。
キーワード解説

  • フォークとは?:フォークとは、野球において投手が持つ球種の一つで、ボールが急に落ちる特徴を持っています。この為、打者には非常に打ちにくくなります。
  • ローテーションとは?:ローテーションとは、先発投手たちが試合ごとに交代しながら投げる順番のことです。これによりチームは安定した投手力を保ちます。

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