2025年度現役ドラフト、パシフィック・リーグ注目選手に細川凌平選手

日本野球機構（NPB）は、2025年度の現役ドラフトを12月9日に開催することを発表しました

この現役ドラフト制度は、各球団が2人以上の対象選手を選出し、他球団から必ず1人以上を指名する仕組みで、選手の移籍を促進することを目的としています

これにより、出場機会に恵まれていない選手が新しい環境で活躍するチャンスが期待されます

今回は、特に注目されるパシフィック・リーグの野手を一人紹介します

注目選手：細川凌平

選手名：細川凌平
投打：右投左打
身長／体重：174cm／78kg
生年月日：2002年4月25日
経歴：智弁和歌山高出身、2020年ドラフト4位で日本ハムに入団細川は内外野の複数ポジションを守る選手ですが、今シーズン、一軍での出場機会が減少しています

智弁和歌山高では正中堅手と正遊撃手を務め、甲子園にも5度出場

高卒1年目から一軍経験を持ち、2023年には自己最多の60試合に出場、打率.216、1本塁打、10打点を記録しました

しかし、出番は徐々に減り、今季はわずか16試合出場で打率.125にとどまりました

一方、二軍では78試合に出場し、打率.271、1本塁打、25打点、17盗塁といった成績を残しており、その実力が伺えます

センターラインを中心に複数ポジションをこなす能力を持つ彼ですが、今の状況では一軍での出場機会が限られています

23歳の若さもあり、現役ドラフトの対象となれば、多くの球団が彼の獲得に興味を示すことでしょう

細川凌平選手の存在は、現役ドラフトにおけるチャンスと期待を象徴しています。彼のように、成長過程にある若手選手が新たな環境で能力を発揮できる機会は、ファンにとっても楽しみです。今後の彼の活躍に注目したいところです。

キーワード解説

• 現役ドラフトとは？　選手が他の球団に移籍する機会を得るための仕組みで、球団が選手を指名することで行われます。
• 打率とは？　野球において選手の打撃成績を示す指標で、ヒットの数を打席数で割った数字です。
• 甲子園とは？　日本で行われる高校野球の全国大会で、多くの高校生が夢を描く舞台です。