徳島市内のホテルにて行われた入団交渉では、契約金5000万円、年俸1000万円で合意に至った
篠崎は、193センチ、108キロという体格を持つ右投げの投手であり、特にその剛速球には注目が集まっている
急成長した実力
高校時代の修徳高では、148キロを記録さらに、2年目の2月には150キロを達成し、7月中旬には155キロ、8月にはついに157キロに達した
篠崎は、「1年でも早くプロ入りを目指したい」との思いから、徳島に入団したが、彼の成長には投打の動作解析が大きな役割を果たしている
師匠の存在
その師匠である井戸樹チーフコーチ(31)は、投球フォームの分析を行うなど、篠崎の成長を支えてきたまた、井戸コーチは、中日の守護神である松山晋也(25)の個人トレーナーも務めており、篠崎と松山は同じトレーナーの指導を受けていることから、両者の成長が密接に関連している
目指す投球スタイル
篠崎は、「空振りを奪ったり、打たれても外野の頭を越えない」といった理想的な直球を目指している「球速もまだ伸ばせると思うし、変化球も磨きをかけたい」と語り、松山から学びながら成長を遂げたい意欲を示した
将来の展望
同じトレーナーの下で学ぶことで、篠崎は松山と情報交換を行い、将来的には中日の先発ローテーションとして活躍することが期待されている篠崎国忠投手の入団は、中日ドラゴンズにとって期待の若手選手の加入を意味します。特に、彼が持つ150キロを超える速球や、優れた投球フォームの改善を通じてプロの舞台で 対応力を高めることが期待されている点が注目です。また、同じトレーナーの指導を受ける松山との関係も、篠崎にとって良い刺激になるでしょう。
キーワード解説
- ドラフトとは?:プロ野球選手を選ぶための特別なイベントで、各球団が自チームに必要な選手を指名します。
- 契約金とは?:プロ契約に際して選手に支払われる金額で、選手の将来の年俸にも影響を与える重要な要素です。
- 剛速球とは?:特に速い球速で投げられる球のことで、相手打者に打たれにくい特性を持っています。
- フォーム分析とは?:選手の投球や打撃の動作を映像などで詳細に解析し、改善点を見つけ出すことで、パフォーマンスを向上させます。

