西武ライオンズが初めてのスロベニアとウガンダ出身選手を契約

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西武ライオンズ、海外選手の獲得に向けた新たな取り組みを発表

西武ライオンズは2025年11月20日、国際スカウト担当として以前在籍していたアブナー・アブレイユ氏との契約を締結し、スロベニア出身の内野手カルロス・トーバーおよびウガンダ出身の投手チャッゼ・フレッド、イサビレ・ムサ・アゼッドとの育成契約を発表しました

スロベニア及びウガンダ出身の選手との契約は、NPB(日本プロ野球)チームとして初めてのケースとなります

これにより、西武ライオンズは国際的な選手発掘を強化し、将来的にNPBで活躍する可能性のある選手の育成体制を拡充することを目指しています

新たな国際的な戦略

西武ライオンズは「海外戦略」と呼ばれる新しい取り組みを推進中です

この戦略は、有望な外国人選手を発掘し、育成することに焦点を当てています

この戦略の一環としてアブレイユ氏との契約が締結され、主にドミニカ共和国を中心に、中南米地域でのスカウティングが強化される見込みです

育成の取り組み

新たに加わった選手は、アフリカおよびヨーロッパ地域からのものであるため、選手育成のノウハウを活かしながら、それぞれの地域における野球文化の普及にも貢献していく考えです

選手名 出身地 ポジション 身長 体重 背番号
カルロス・トーバー スロベニア 内野手 - - 143
チャッゼ・フレッド ウガンダ 投手 188 cm 76 kg 142
イサビレ・ムサ・アゼッド ウガンダ 投手 180 cm 73 kg 141
広池浩司球団本部長は、「野球文化が未発展な国や地域に野球を広めることを目指し、選手たちが成長しライオンズに貢献することを期待しています」と語りました

この取り組みは、将来の国際的な野球界の発展に向けた大きな第一歩となるでしょう

西武ライオンズの新たな国際戦略は、野球界の多様性を促進し、新しい才能を発掘する素晴らしい機会と言えます。特にスロベニアやウガンダといった地域からの選手契約は、今後の野球界にインパクトを与えるでしょう。将来的に彼らがNPBで活躍する姿を見られるのが楽しみです。
キーワード解説

  • NPBとは?日本プロ野球の略称で、日本のプロ野球リーグを指します。
  • スカウティングとは?選手の能力を見極めて獲得するための調査活動のことです。
  • 育成契約とは?プロ契約を結ぶ前に選手を育てるための契約形態を指します。

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