この新戦略は、将来的にNPB（日本プロフェッショナル野球）での活躍が期待される外国人選手の発掘・育成に焦点を当てている
業務提携とネットワーク拡大
この取り組みの一環として、西武はアジア各国とのネットワークを広げることを目指し、独立リーグ球団の佐賀アジアドリームズと業務提携を結んだこの提携により、アジアの有望な選手に関する情報収集やスカウティングの連携が強化される
中南米スカウティングの強化
さらに、西武はドミニカ共和国を中心とした中南米地域でのスカウティングも強化する方針を示しており、2014年に在籍していたアブナー・アブレイユ氏との国際スカウト業務の契約も締結した新たな選手契約
また、スロベニア出身のカルロス・トーバー内野手（22）、ウガンダ出身のチャッゼ・フレッド投手（22）、イサビレ・ムサ・アゼッド投手（20）の3選手と2026シーズンの育成選手契約を結んだこの契約は、NPB球団として初めてのスロベニアとウガンダ出身選手に対するものとなる
球団のコメント
球団は「近年、中南米のみならず、世界中で野球の競技人口が拡大し、高い能力を持つ選手が増加していますこれを踏まえて本戦略を推進し、国や地域を問わず有望な選手を発掘し成長を支援することで、日本の野球界全体に貢献します」と語っている
西武ライオンズが発表した「西武ライオンズ海外戦略」は、外国人選手の獲得と育成を強化するための重要なステップです。特にアジアや中南米、ヨーロッパとのネットワークを広げることで、選手の発掘の可能性が増します。また、スロベニアやウガンダといった新たな国から選手を迎えることは、スポーツの国際化が進む中での素晴らしい取り組みです。
キーワード解説
- NPBとは？日本プロフェッショナル野球（NPB）は、日本におけるプロ野球リーグのことで、日本の野球界の最高峰を代表する存在です。
- スカウティングとは？スカウティングは、有望な選手を見出し、評価するプロセスで、チームにとって重要な戦略の一部です。
- 育成選手契約とは？育成選手契約は、選手がプロチームに所属しながら成長の機会を与えられる契約形態で、主に若手選手に適用されます。
