巨人の岡本和真選手がメジャー挑戦、交渉が解禁に
米大リーグ機構は10月20日(日本時間21日)、読売ジャイアンツの岡本和真内野手(29)と西武ライオンズの高橋光成投手(28)をポスティングシステムで獲得できる選手として、メジャー全30球団に公示しましたポスティングシステムとは、海外選手が自身の契約を解除し、別のチームでプレーすることを可能にする仕組みです
交渉は米東部時間の21日午前8時(日本時間21日午後10時)から解禁となり、期限は来年1月4日午後5時(同5日午前7時)までの45日間となります
岡本選手はこのオフシーズンにフリーエージェント(FA)として注目されており、大リーグ公式サイトでは、フリーエージェントになった選手の中でランキングを発表しており、岡本選手は16位にランクインしています
移籍先としてはシカゴ・カブスやニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキースが有力候補として挙げられています
一方、高橋選手はランキングに含まれていません
岡本選手の代理人を務めるスコット・ボラス氏は、12日の取材で「多くの球団が守備力が高く、長打力のある打者を求めている
岡本にはパワーがあり、空振りは少なく、守備のセンスもある」とアピールポイントを強調しました
また、「岡本は全てのチームにオープンで、オファーがあればどの球団とも交渉する意向だ」と明言しています
この他にも、今オフに大リーグ移籍を目指している日本人選手は、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手(25)や西武ライオンズの今井達也投手(27)もおり、それぞれの交渉は12月22日午後5時(同23日午前7時)、1月2日午後5時(同3日午前7時)に期限を迎えます
岡本選手がメジャー挑戦を表明したことは、日本のプロ野球界においても大きな話題となっています。日本から数多くの選手がメジャーリーグに挑戦してきましたが、岡本選手はその中でも特に期待されている選手です。彼のスキルや実績がどのように現地の球団に評価されるのか、今後の動向には注目です。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?海外選手が自国以外のチームでプレーするために、契約解除や移籍の際に利用される仕組みのこと。
- フリーエージェント(FA)とは?選手が自分の意志で移籍を決められる権利を持つ状態のこと。契約満了後に他チームとの交渉が自由に行える。

