さらに、自己初の沢村賞を手にした彼が20日、北海道小樽市内で行われたトークイベントに参加しました
伊藤選手は、今シーズン全27登板中、打者の伏見寅威捕手(35)とのコンビで18試合に出場し、10勝を記録しました
伏見選手は、14日に阪神にトレードで移籍が決定し、「次の対決でけちょんけちょんにしてやりたい」と語り、互いの意気込みが伝わりました
彼らは共に北海道出身の「道産子バッテリー」として、優勝争いを繰り広げたチームを支え合いました
イベントでは、伊藤選手は捕手の田宮裕涼(ゆあ)とともにステージに立ち、伏見選手に対する感謝の気持ちを表現しました
「僕も裕涼も寅威さんにお世話になった
勝ちを知っている捕手から学んだことを次の世代につなげていかないといけない」と話し、後輩たちに対する思いを強調しました
また、田宮選手とはシーズン最後の8登板でバッテリーを組み、この全てでクオリティースタート(先発投手が6回以上を投げ、自責点3以下の成績を残すこと)を達成したと述べ、「非常に自信を持って投げられる」とし、来季は新たな相棒と共にさらなる高みを目指す考えを明かしました
伊藤大海選手がトークイベントで見せた姿勢は、新たな目標に向けた強い意志を感じさせました。特に先輩投手との交流や後輩たちへの思いを語る姿から、彼自身が成長し続けることを大切にしていることが伝わります。来季の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 最多勝とは? あるリーグや大会において、最も多くの勝利を記録した投手に与えられるタイトルです。
- 最多奪三振とは? シーズン中に最も多く三振を奪った投手に与えられる称号で、投手の力量を示す重要な指標となります。
- 沢村賞とは? 日本プロ野球において、最も優れた投手に贈られる賞で、投手の活躍を称えるものです。
- クオリティースタートとは? 先発投手が6回以上のイニングを投げ、自責点が3点以下の場合に達成される投手にとっての目標の一つです。

