ヤクルトの村上宗隆と巨人の岡本和真、MLBFA打者ランキングで上位にランクイン

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 MLB公式サイトは20日(日本時間21日)、今オフのフリーエージェント(FA)打者トップ10を特集し、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手(25)が7位、読売ジャイアンツの岡本和真内野手(29)が9位にランキングされた

このランキングは、各選手のこれまでの成績や市場での魅力を基に作成されたものであり、これからの移籍市場で注目が集まる選手たちである

村上宗隆のポスティングと評価

 村上選手はヤクルトからポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの移籍を希望している

このポスティングシステムとは、海外の選手が日本のプロ野球チームからメジャーリーグチームに移籍するための制度で、チームが一定の金額を支払った後、選手側が交渉を行える仕組みだ

村上の交渉期限は米東部時間の今月22日午後5時(日本時間23日午前7時)となっている

 村上選手については、MLB公式サイトが「FA市場最大のワイルドカードかもしれない」と評価しており、彼のスラッガーとしての魅力は特に際立っている

2022年には56本塁打を記録し、長打率は.710という驚異的な数字を残したが、今季は怪我により長期離脱したことが懸念材料とされている

彼の成績がメジャーリーグでどのように通用するかは、多くのファンが注目している点である

岡本和真の評価と適応

 一方、岡本選手についても、ポスティングが正式に発表された

彼の交渉解禁は米東部時間の21日午前8時(日本時間21日午後10時)で、交渉期限は来年1月4日午後5時(日本時間5日午前7時)である

岡本選手は村上に比べて年齢が高く、右打者ということで安定感がありながらも、成績の華やかさには少し欠ける印象がある

しかし、MLBでは彼がよりスムーズに適応する可能性があると評価されている

FA打者トップ10の一覧

順位 選手名 チーム
1位 シュワバー フィリーズ
2位 タッカー カブス
3位 アロンソ メッツ
7位 村上宗隆 ヤクルト
9位 岡本和真 巨人
村上宗隆選手と岡本和真選手がMLB FA市場でのランキングに入ったことは、日本のプロ野球界にとって大きな知らせです。特に、村上選手の過去の成績は素晴らしく、彼の移籍に対する期待が非常に高いこともわかります。一方で、岡本選手も安定感があり、メジャーでの適応が果たせるかどうかが注目されます。これからの二人の動向が楽しみです。
キーワード解説

  • フリーエージェントとは?:フリーエージェント(FA)とは、選手が所属するチームとの契約が切れた後、他のチームと自由に契約交渉を行うことができる権利を持つ選手のことを指します。
  • ポスティングシステムとは?:ポスティングシステムは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に利用する制度で、選手の権利を保護しつつも、移籍の道を開く仕組みです。

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