6年目を迎えた山瀬は、今シーズンの二軍での成績が目覚ましく、100試合出場で打率.302、3本塁打、24打点という結果を残した
しかし、一軍での出場はわずか1試合にとどまり、出場機会の増加を求めての保留とされている
現在のチーム事情と競争激化
巨人には、甲斐拓也（楊志館）、大城卓三（東海大相模-東海大-NTT西日本）、岸田行倫（報徳学園-大阪ガス）といった実績豊富な捕手が揃っており、山瀬が一軍に割って入るのが難しい状況にある今後の現役ドラフトに向けても、中堅選手の移籍が活発化していることから、山瀬の未来に関心が寄せられている
過去の事例と移籍の活性化
近年では、リチャード選手（元ソフトバンク）が契約保留を経て移籍し、2023年には水谷瞬選手（元ソフトバンク）も同様の理由で保留をしたこれらの選手はその後、トレードや現役ドラフトを通じて他球団に移籍した経緯がある
山瀬の位置づけと今後の展望
巨人のチーム状況を考慮すると、山瀬選手の放出は難しいと見られている彼は次期正捕手候補と目されており、支配下登録の捕手で25歳以下は山瀬のみ
二軍でも圧倒的な出場機会を持っており、時間をかけて育成された選手だけに、簡単には手放せない選手と言える
移籍の可能性について
しかしながら、広島が正捕手・坂倉将吾選手のコンバートを計画しているとの報道や、強打の捕手が不足しているソフトバンクなど、山瀬選手とマッチする球団も存在しており、移籍の行方に注目が集まる今後の動向がどのように展開するか、すでに多くのファンが注目している
山瀬慎之助選手の契約保留は、彼が出場機会のある環境を求める姿勢を示しています。このような選手の動向は、ファンにとっても注目の的であり、新たなチャレンジを期待する声も多く聞かれます。今後の展開が気になるところです。
キーワード解説
- 契約保留とは？：選手が契約更新を行わず、何らかの理由で保留状態にすること。
- 捕手とは？：野球において投手の後ろに位置し、ボールを受ける役割を担う選手のこと。
- 移籍とは？：選手が他の球団に移ること。トレードやフリーエージェントなどがある。
