巨人・中川皓太が春季キャンプを二軍スタート、復活に向け再調整を図る

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 読売ジャイアンツは17日、2025年春季キャンプの選手振り分けを発表し、投手の中川皓太選手が二軍スタートとなることが明らかになった

中川選手は2019年と2020年において、チームのリーグ連覇に大きく貢献した実績を持つが、近年は成績の波に悩まされている

中川選手のキャリアの振り返り

 中川選手は、2019年には67試合に登板し、4勝3敗、17ホールド、16セーブを記録

防御率は2.37という素晴らしい数字を残した

また、2020年にも37試合で2勝1敗、15ホールド、6セーブ、防御率1.00という圧倒的な成績を収め、チームの守護神として期待されていた

故障と復活の道のり

 しかし、2022年には故障の影響で一軍登板がゼロとなり、その年のオフに育成契約を結ぶことになった

2023年5月には支配下選手として復帰を果たし、44試合で1勝4敗、17ホールド、14セーブ、防御率2.08と復活を遂げた

この結果は、選手としての鍛錬が実を結んだものとみられる

昨季の厳しい試練

 昨季は開幕から一軍に名を連ねたが、3月31日の阪神戦で3点を失い、その後も不調が続くこととなった

特に、4月2日の中日戦では細川成也選手にサヨナラ本塁打を浴びてしまい、4月14日には一軍登録を外されることとなった

結局、昨季は15試合で0勝2敗、7ホールド、防御率8.76という成績で終わった

新たに豊富なリリーフ陣
 今季の巨人は昨季に最多セーブを記録したマルティネス選手を獲得し、他にも大勢選手、バルドナード選手、ケラー選手、船迫大雅選手、高梨雄平選手といった多彩なリリーフ陣を揃えている

中川選手が再び勝ちパターンで活躍するためには、まずは一つずつ結果を残していくことが求められる

 春季キャンプでの二軍スタートは厳しい選択だが、シーズンを通じて「やっぱり中川がいたから勝てた」と思わせる投球を期待したい

中川皓太選手が二軍スタートとなったことは、彼自身にとって厳しい判断ですが、これを糧にして再度一軍での活躍を目指す姿勢が期待されます。チームは新たなリリーフ陣が充実しており、中川選手が競争に打ち勝つための高い意識が求められています。
ネットの反応

コメントの中には、中川投手が怪我や勤続疲労で戦力にならなかったことが計算外であったとの指摘や、復活が期待されています

しかし、勤続疲労による復調が難しいのではないかという懸念も広がっています

中川選手が復活しなければ、オフには戦力外となる可能性も不安視されています

特に昨年の起用についての疑問から、投球内容に対する不安が語られる場面もありました

リリーフ陣には数多くの投手が揃っており、競争が激化している中で、中川選手の復活が大きなポイントになると考えられています

さらに、他のリリーフ投手たちの状態も重要視されており、高梨選手やバル選手の健全性が求められています

中川選手が完全な状態で戻ってくれば、チーム全体の強化につながると期待されている一方で、現実には厳しい状況もあることがコメントから見えてきます

中川選手が全盛期のピッチングを取り戻せば、リリーフ陣の負担軽減にも寄与するだろうと見られていますが、それには万全な体調が必要です

正直すぎる配球に対する指摘もあり、今後の成長と調整が求められる状況です

ネットコメントを一部抜粋

  • こういう不測の事態はいくらでもあるんだから、補強のやり過ぎなんてない。
  • 復調しなかった場合は、オフの戦力外リストに入ってしまうのが、不安。
  • 逆に言うと焦らなくて良い。実績豊富だし一軍に必要なのは間違いない。
  • 中川の復活があれば心強い。が、、、現実は厳しいと思う。
  • 腰痛なく体調さえ万全にキャンプを過ごしてくれたら十分な活躍ができると思う。
キーワード解説

  • ホールドとは? 試合の中でリーグ戦の勝利に貢献する投手の役割を指し、主にゲーム中での守護神の前に登場するセットアッパーの投手が持つ特定の成績を表します。
  • クローザーとは? 試合の最後を締めくくる投手で、特に試合終盤に登板し、リードを守る役割が求められます。
  • 防御率とは? 投手が何回投球したときに失点したかを示す指標で、数字が低いほど優れた成績とされます。

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