彼は「今年一年経験できたことは、自分の中でも本当に自信になりました」とコメントし、飛躍のシーズンを振り返りました
宮城選手は2018年に育成ドラフト1位で入団し、2年目には独立リーグに参加するなど経験を積んできました
4年目の7月には支配下登録を果たし、翌年には一軍デビューを迎えました
しかし、昨シーズンは春先に肉離れを抱え、わずか1試合の登板に終わりました
今シーズンは自らの初の開幕一軍を掴むと、モップアッパー(中継ぎ投手)の役割を任され、フル回転しました
特に5月16日には無失点記録を続けつつ、プロ初勝利を挙げるなど、チームへの貢献度が高まりました
最終的には50試合登板で4勝1敗、14ホールド、防御率2.09という成績を収め、契約更改時には倍以上の給与アップを勝ち取りました
球団からは「どんな場面でもマウンドに上がってくれた」という評判を得ており、彼自身も「やっと自分の持っている力を出せて、証明できたことが嬉しい」と述べています
しかし、勝ちパターンの投手としての役割に対しては「まだまだ改善が必要」とかすかに課題を残しています
宮城選手は「1年間リリーフとして戦い抜く先輩方は本当に素晴らしい」とも語り、プロの厳しさを実感したようです
今年の経験を強みに変え、来シーズンに向けて「より良い時間の使い方ができると思います」と意気込んでいます
宮城選手の今季の成績は彼自身の成長を反映しており、特に初の開幕一軍投手としての活躍は素晴らしいものです。一方、勝ちパターンでの投球に対する自己評価もあり、さらなる成長を楽しみにさせられます。来シーズンも彼がどのように変化するのか注目したいです。
キーワード解説
- 契約更改とは? 契約更改は、選手がチームとの契約内容を見直し、新たな条件を決定するプロセスです。
- モップアッパーとは? モップアッパーは、中継ぎとして試合の流れを変えるために登板する投手のことを指します。
- ホールドとは? ホールドは、試合の中でリードを守りながら投げた投手が記録する特定の成績を示します。

