中日ドラゴンズ、松葉貴大投手の残留を報告 – プロ14年目もチームを支える意向を示す

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 中日ドラゴンズは、海外FA権を行使した松葉貴大投手(35)が21日に残留を決定したことを発表した

松葉はプロ14年目を迎える2026年もドラゴンズの一員として、チームに貢献する意向を示している

FA権行使の決断からわずか数週間後のこの日に、松葉は自身の野球人生を見据えて最終的な決断を下した

松葉の決断の背景

 「プロ野球人生でこれが最後のFAになると思います」と松葉は語り、その権利を行使した理由として「自分の頑張ってきた証しを残したかった」と述べた

一方で「ドラゴンズを離れることが想像できなくなり、また優勝の夢をかなえるまではここで頑張りたい気持ちが強くなった」とも続けた

これにより、松葉はドラゴンズに留まることを選択した

経歴と役割

 松葉は2013年にドラフト1位でオリックスに入団、その後2019年に中日へトレードされた

以来、「松葉課長」との愛称で親しまれ、安定した先発投手としてチームに貢献してきた

今季は自身初の規定投球回を達成し、7勝11敗、防御率2.72といった成績を残した

長期契約の提示とチームの期待

 松葉と球団との間では複数年契約について話し合いが重ねられ、また、宣言残留も認められていた

2026年は球団創設90周年を迎える特別な年であるため、松葉の残留はチームにとっても朗報である

今後の展望
 来季で松葉は中日で8年目を迎え、古巣・オリックスでの在籍年数を上回ることになる

チームとしての「優勝」、個人として「40歳まで現役」を目指し、松葉はドラゴンズブルーのユニフォームで戦い続けることを誓っている

今回の松葉投手の残留は、中日ドラゴンズにとって非常に重要な選択です。彼の安定した投球はチームの力強い支えとなり、将来の成績向上にも寄与するでしょう。また、個人の目標である「40歳まで現役」が実現されることも期待されます。
キーワード解説

  • 海外FA権とは?:海外FA権は、選手が海外のリーグに移籍する権利を有することで、一定の条件を満たした選手が自由に契約を結ぶことができる制度です。
  • 規定投球回とは?:規定投球回とは、投手がシーズン中に投げるべき最低のイニング数のことで、この基準を満たすとその選手の成績が公式に記録されます。

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